若さは追わない
2025年11月21日 23:12

「見た目はまだ若いからミニスカでもいけるよ」
そんなことを言う人はいます。
でも、他人の言葉よりも、鏡に映る自分の方がはるかに正直です。
若い頃の私は、
もっと細くて、肌に張りもあって、贅肉なんか全くなかった。
顔だって、シミもシワもなく、輪郭もシャープで、
どこをどう切り取っても“若さそのもの”だった。
露出のある服を着ても無理が一つもなかった。
でも今は違う。
たしかに、今も周りからは「若く見える」と言われることはあるけれど、
若い頃と同じ体型・質感ではないのは自分が一番よくわかっている。
歳を重ねれば身体のラインは変わるし、
若い頃の感覚をそのまま引きずるほうが不自然です。
だから、
今の身体に若い頃のファッションをそのまま当てはめるのは、単純におかしい。
ミニスカートを履けば「いけるよ」という人はいるでしょう。
でも、自分の目で見て“違う”と感じるものを、
他人の評価でねじ曲げる気なんてありません。
若い頃、露出の多い服で好きに遊び尽くしたからこそ、
今はもうあの頃を繰り返す必要も、やりたい気持ちもない。
若さにしがみつくより、
今の自分にしっくりくる装いを選ぶほうが、
ずっと自然で、ずっと美しい。
これが、私の感覚です。


