私の秘密
2025年07月05日 09:14
カーテンの隙間から差し込む柔らかな朝日が、シーツの上を静かになぞっていた。
まだ誰も起きていない時間。
私はひとり、静かな部屋の中で目を閉じたまま、胸の奥に広がる熱を感じていた。
主人は、今ごろ遠くの空の下。
離れている時間が長くなるほどに、心と身体の距離も伸びていくような気がする。
女としての何かが、目を覚まそうとしている——
それは決して声には出せない、でも確かにそこにある疼き。
私はそっと唇に指を添えて、目を開けた。
今日もまた、私は男性の胸の中に抱かれると思うとアソコからじんわりと流れ出てくるいやらしい愛⚫︎を感じた。