はづきの半分妄想日記
2025年08月22日 08:50

朝の光が、レースのカーテンを透かして寝室に差し込んでくる。
目を開けた瞬間、心より先に、身体が応えた。
「あ……また、なのね…」
胸の先が、うっすらと硬くなっている。
脚をすり合わせると、そこはもう熱く濡れていた。
主人はまた海外へ――
誰にも触れられていないはずなのに、
夢の中で、誰かに激しく抱かれていた記憶が、身体に刻まれている。
見知らぬ男の腕の中で、私は何度も名前を呼ばれていた。
腰を抱き寄せられ、喉の奥から声が漏れて、
何度も、求めて、応えて、堕ちていった――。
「…まだ、余韻が残ってる…」
シーツを握る指に、力がこもる。
このままもう一度、夢の続きを見られたなら。
その腕の中で、もう一度――愛されたい。
朝の光の中で、誰にも見られないまま、私は静かに震えていた。


