【日記詳細】 星野はづき(51) T160/B98(G)/W63/H88

秘密のアルバイト

2025年08月27日 08:37

朝の光が差し込むダイニングで、はづきはいつも通りに朝食の片付けをしていた。

けれど、胸の奥では昨日の出来事が何度も蘇る。


――どうして、あんなに…。


指先が皿を拭くたび、あのときの感触が鮮やかに甦る。

呼吸が浅くなり、肌がじんわり熱を帯びるのを自覚する。

自分の身体が、昨日よりもさらに敏感になっている。


「行ってきます」

主人の声に、はっと我に返る。

笑顔で送り出したその裏で、心臓は早鐘を打っていた。


ドアが閉まると同時に、押し殺していた熱が溢れ出す。

主人は知らない。

私には、誰にも言えない“秘密のアルバイト”があることを。

そして、今もまだその余韻が、身体の奥に残っていることを――。


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