疼き 2025年09月12日 05:48 前の記事 次の記事 朝―― 目覚めたはずなのに、心はどこか満たされない。 隣にあなたがいない寂しさが、静かな部屋に濃く広がっていく。 胸の奥からこみ上げるのは、どうしようもない渇き。 身体が勝手に熱を帯び、ムラムラとした疼きが、私を目覚めさせてしまう。 理性では消せない衝動を、誰に隠すこともなく抱えながら、今日という一日が始まってしまう――。 前の記事 次の記事