はづきは濡れていた。
2025年10月04日 18:13

いつも通りの顔をして過ごしているのに、心は落ち着かない。
笑顔の裏で、私の身体はひそやかに熱を抱え、密やかな疼きを隠し持っている。
誰にも知られてはいけない秘密のバイト、その緊張と期待が混ざり合うたび、胸の奥で甘い衝動が波打つ。
周囲の視線をかわしながら、ふとした瞬間に思い出してしまうのは、朝から続くあの渇き。
理性で押さえ込もうとしても、身体は嘘をつかずに濡れ始めている。
何気ない仕草の中にさえ、女としての欲望が忍び込み、バイト中の私を別の私に変えてしまう。
この鼓動と熱を悟られないように――ただ、それだけを必死に装いながら時間が過ぎていく。


