【日記詳細】 星野はづき(51) T160/B98(G)/W63/H88

はづきの余韻

2025年10月07日 13:01

昼下がりの光は柔らかく、部屋の空気をゆるやかに温めていた。

はづきは静かにソファにもたれ、ぼんやりと指先を見つめていた。

何をするでもなく、ただ心の奥に溜まっていく熱に、どうしようもなく身を委ねるしかない。


誰かを求めているわけじゃない。

けれど、誰かに触れられたような錯覚が、ふと胸を締めつけた。

風がレースのカーテンを揺らし、その音にさえ、どこか遠い記憶の温もりを感じてしまう。


理性の奥で、微かに疼くような感情。

それは恥ではなく、女として生きてきた証のようにも思えた。

午後の陽射しが静かに傾くころ、はづきはひとり、

胸の奥に残る余韻とともに、ゆっくりと目を閉じた。


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