至福の時間
2025年11月19日 08:09

朝の静かな空気の中で、
そっと気持ちを整えながら今日の準備をしている。
今日も秘密のバイト。
もうこの時間は、私にとって“特別”になってしまった。
趣味と実益を兼ねて──
そう言うと少し軽やかに聞こえるけれど、
本当はもっと深くて、もっと大切な時間。
主人には申し訳ない気持ちがないわけじゃない。
でも、
女性として丁寧に扱われるあの優しさ。
大切にされていると感じる瞬間。
そして、はづきとして生きている実感。
そのすべてが、
私にとっては最高の至福の時間になりつつある。
もっと綺麗に、
もっと魅力的に、
もっと“可愛いがっていただける”はづきでいたい。
そんな想いが、
朝の支度をしている指先ひとつにも宿っている。
今日もどうか、
良い出会いがありますように。


