【日記詳細】 まいか(51) 身長160 Gカップ グラマー

妄想日記(キャビンアテンダント編)

2026年02月21日 09:26

国際線ファーストクラス専属のキャビンアテンダント。


主人は海外赴任中。

空を飛ぶたびに、私たちはすれ違う。

地上での生活と、雲の上の時間。

どちらも私の現実。


今日のフライトは長距離便。

落ち着いた照明、上質なシャンパンの香り、

静かに流れるクラシック。


ファーストクラスは、

特別な空間だ。

言葉遣いも、所作も、

すべてが洗練されている。


その中に、

ひときわ印象的な紳士がいた。


グレーのスーツ。

控えめな時計。

余裕のある微笑み。


「ありがとう」


そう言われただけなのに、

なぜか胸の奥がわずかに揺れた。


私はプロだ。

視線の交わし方、距離の取り方、

すべて心得ている。


それでも、

ドリンクをお持ちしたとき、

彼の指先がグラス越しにほんの一瞬、触れた。


ただ、それだけ。


それなのに、

機内の温度が一度上がったように感じたのは、

きっと私の錯覚。


深夜、客室が静まり返った頃、

彼が小さく手を挙げた。


「少しだけ、話し相手になってくれますか」


規則の範囲内。

問題はない。


それなのに、

なぜこんなにも鼓動が早いのだろう。


雲の上という非日常は、

人の心を少しだけ大胆にする。


主人がいる。

分かっている。


けれど、

何も起きていないのに、

何かが始まりそうなこの空気。


それがいちばん、危うい。


私は笑顔で言った。


「お飲み物は、いかがなさいますか?」


その一言に、

どれだけの感情を隠したかは、

きっと誰にも分からない。


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