【日記詳細】 あみ(55) 身長159 Bカップ スレンダー

余白の大切さ

2025年12月01日 22:05

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最近、巷でよく聞く言葉に
「コスパ」「タイパ」があります。

現代は「いかに効率よく生きるか」
そして「いかに意味のある時間、意義あるひと時を過ごすか」
といったことが最優先される時代のようです。

私自身にもそんな思考がいつの間にか染みついてきているように思う時があり、少し辟易しています。


例えば好きな映画を観ているとき。
「この伏線は」「この構成は」と頭の中が評論家モードになってしまうのです。



でもそれでいいのだろうかと考えずにはいられません。
ただ「面白いから観る」で十分なはずです。
自分の行動や考え、周囲の出来事全てに意義や意味を見いだそうとするのは、少し息苦しい。
だってそんなに高尚な存在でもないのですから。




お店でのお仕事でも似たような思いをする時があります。
会いに来てくださった方と対峙して
「この発言の裏には何が…」
「この表情は何を思っているのかな?」と、つい全てを意味付けようとしてしまう。

もちろん、それはこのお仕事において大切なことだと思ってはいます。
観察眼や洞察力は、このお仕事に欠かせない資質だと思っています。




けれども、時には
「なんだかこの方とはウマが合うんだよね」
「顔を見るとつい話が弾む」という感覚があってもいいのかもしれないとも思うのです。


理由なんてなくても、相性の良さや、会話の心地よさがある。それは効率でも意味でもなく、“人間らしさ”そのものだと思うのです。




「お客さまとの信頼関係」という言葉は、どこか立派で重い響きがあります。
けれどそれは理屈の上に成り立つものではなく、きっかけはもっと別の些細なところからスタートするものなのかもしれません。




「すっかり寒くなったね」と声をかけられて笑顔を返す。
それだけで心がほぐれ、次にお会いした時にはもう少し深い話ができる。
そんな積み重ねの中にこそ、私の真価が問われる感じがしています。




効率や意味を求めることはとても大切なことです。
大切な時間やお金を使って来てくださるのですから…
ただ、全てを“目的化”してしまうと、人との関係や感情の揺らぎ、気持ちの余裕のようなものが薄れてしまう気がする時があります。



会いにきてくれた貴方と話す時
「好きだな」「なんとなく気持ちがいいな」
とお互いに思えること。


それくらいの余白が意外に大切なことなのかも…と思う今日この頃の私です。

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