回想
2025年08月04日 11:32

昼下がり、誰もいないリビングにひとり。
外からは蝉の声が遠くに聞こえ、エアコンの微かな風が頬をかすめた。
けれど――涼しいはずの部屋の中で、私は熱を帯びていた。
胸の奥、そしてもっと奥のほうが、じわりと疼いている。
「……どうして、こんな真昼間に」
主人はまだ海外。
この身体の疼きも、この想いも、誰にもぶつけられないまま。
抱かれたい――
ふと、あの人の手の温もりを思い出してしまう。
忘れたくても、忘れられない。
あの腕に、もう一度包まれたら……。
2025年08月04日 11:32

昼下がり、誰もいないリビングにひとり。
外からは蝉の声が遠くに聞こえ、エアコンの微かな風が頬をかすめた。
けれど――涼しいはずの部屋の中で、私は熱を帯びていた。
胸の奥、そしてもっと奥のほうが、じわりと疼いている。
「……どうして、こんな真昼間に」
主人はまだ海外。
この身体の疼きも、この想いも、誰にもぶつけられないまま。
抱かれたい――
ふと、あの人の手の温もりを思い出してしまう。
忘れたくても、忘れられない。
あの腕に、もう一度包まれたら……。
お気に入り登録してもよろしいですか?
いいえ
登録する
