明日への期待感
2025年10月31日 13:45

昼――。
午前の家事を終えて、少しだけ外の空気を吸いに出る。
陽射しは柔らかく、秋の風が頬を撫でるたびに、
胸の奥に潜む想いがふと目を覚ます。
明日は“秘密のバイト”。
その言葉が頭をよぎるたび、
理屈では説明できないような高揚が、静かに広がっていく。
どんな時間になるのだろう――
そんな想像をしてしまう自分に、思わず苦笑いを浮かべた。
表情はいつも通りを装いながら、
心のどこかでその時を指折り数えている。
穏やかな昼の光の中で、
はづきの心は少しずつ、明日へと傾いていった。


