部屋の明るさ 10月29日 20:31 夜になると、照明を少し落として過ごします💡明るすぎると落ち着かないし、暗すぎると考えごとが深くなりすぎる。ちょうどいい明るさは、その日の気分で変わります。何もせずに座っているだけの時間も、静かに流れる光があるだけで少しやさしくなる。若い頃は、暗い部屋が寂しく感じたけれど、今はその静けさがちょうどいい。自分に合う明るさを選べるようになったのは、年齢を重ねた証かもしれません。#オクテツ東京 会わなくなった人たち 10月29日 19:20 最近、昔よく連絡を取っていた人と、自然に会わなくなったことに気づきます。喧嘩をしたわけでも、嫌いになったわけでもない。ただ、生活のリズムが少しずつずれていっただけです。それでも、ふとした拍子に名前を思い出すと、どこかで元気にしているだろうかと考えます。人との関係は、終わるというより、別の形に変わっていくだけなのかもしれません。#オクテツ東京 シャツにアイロンをかける 10月29日 18:11 アイロンの熱でしわが伸びていくと、少しだけ気持ちも落ち着きます。スチームの音と、布の張りが戻っていく感覚。何気ない作業なのに、妙に集中できる時間です。若い頃は面倒に思っていたのに、今はこうした“手を動かす時間”が心地いい。整えるというより、頭の中の余分な考えが静かになっていく感じです。アイロンを置いたあと、少しだけ部屋の空気が澄んで見えます。#オクテツ東京 検診の結果 10月29日 17:01 年に一度の健康診断。結果の封筒を開ける瞬間は、いくつになっても少しだけ緊張します💌若い頃は“問題なし”の文字を見て終わりだったのに、今は基準値のわずかな上下にも目が止まります。数値を見つめながら、体よりも先に心が反応している自分に気づく。健康って、結局“安心して暮らせること”なのかもしれません。悪いところがなくても、完璧でなくても、今日も普通に動けるだけでありがたいですね。#オクテツ東京 電話の声 10月29日 12:31 最近は、用事のほとんどをメッセージで済ませるようになりました。けれど、たまに電話の着信音が鳴ると、少しだけ胸の奥が動きます📞文字では伝わらない“間”や“呼吸”が、声にはちゃんと残っている。たった一言でも、その人の一日や気持ちが滲むものです。便利さの中で失ったのは、言葉そのものより「声の温度」なのかもしれません。久しぶりに電話を切ったあと、少しだけ人間らしい疲れを感じました。#オクテツ東京 靴を選ぶ基準 10月29日 08:31 若い頃は、見た目の格好良さで靴を選んでいました。多少きつくても、デザインが気に入ればそれで満足でした。今は、まず履き心地を確かめます。長く歩けるか、重くないか、足に馴染むか。選ぶ基準が変わるというのは、歳を取ることのひとつの知恵かもしれません。無理して履いた靴は、どこかで必ず痛みを残す。それは人間関係にも少し似ている気がします。#オクテツ東京 夜の静けさ 10月28日 23:55 夜が更けてくると、街の音が少しずつ遠のいていきます。冷蔵庫の低い唸り声や、外を走る車の音だけがかすかに残る。その静けさの中で、昼間に話したことや、言えなかった言葉が頭をよぎります。誰にも見られない時間ほど、人は正直になるのかもしれません。夜の静けさには、反省でも後悔でもない、ただ“今日を終えるための間”があるように思います。#オクテツ東京 味の感じ方 10月28日 22:51 最近、同じ料理を食べても昔より味が穏やかに感じることがあります。刺激の強いものよりも、やさしい味の方が落ち着くようになりました。味覚が変わるというより、求めているものが変わったのだと思います。満腹よりも、安心。ごちそうよりも、心が休まる食事。食べることは、生き方の縮図のようなものですね。#オクテツ東京 若い人との会話 10月28日 21:41 最近、若い人と話していて感じるのは、言葉の使い方の違いより、“間”の取り方がまったく違うということです。こちらが考えている間に、もう次の話題に進んでいる。テンポの速さに少し戸惑うけれど、同時に、その軽やかさが羨ましくもあります。世代の違いは、知識よりもリズムの違い。ゆっくり話す側にも、早く話す側にも、それぞれの時代の呼吸があるのだと思います。#オクテツ東京 時間の流れ方 10月28日 20:30 一日が早く感じる日と、なかなか進まない日があります。同じ24時間のはずなのに、体調や気分で流れ方がまったく違うのが不思議です。昔は、時間を「使う」ものだと思っていました。けれど今は、ただ「過ごす」だけで十分だと感じます。うまく進まない日も、思いどおりにいかない夜も、その中にちゃんと生きている自分がいる。時間を急がせずにいられることが、今は少し誇らしいです。#オクテツ東京