【日記詳細】 星野はづき(51) T160/B98(G)/W63/H88

主人が久しぶりに帰宅

2025年09月21日 16:57

夕方――

ドアの鍵が回る音に、家の空気が一瞬だけ引き締まる。

久しぶりに帰ってきた主人の足音。スーツケースの音、慌ただしい声、そしてあの、慣れ親しんだ匂いが廊下から流れ込んでくる。


はづきはテーブルの向こうで一瞬だけ背筋を伸ばした。

「おかえりなさいませ」と、いつもの柔らかな声で迎える。笑顔はきちんと作られている。だが、ドアが閉まる音と同時に、その笑顔の縁がふっと揺らいだ。


リビングの灯りが二人を照らす。主人は荷物を下ろし、自然な仕草でジャケットを脱いだ。はづきの心臓が少し速くなる。久しぶりの帰宅に胸が弾むのと同じくらい、胸の奥には言葉にできない緊張と期待が渦巻いていた。


『良き妻』と言う仮面を被る。

主人は、私の『女』の顔を知らない。

秘密の顔。



クレジット決済について

セカンドパートナー

TEL/050-3154-0946

受付時間/10:00~深夜0:00

デリバリーヘルス

お店に電話 カード決済