今日は主人に秘密のバイト
2025年10月14日 08:37

朝の光がカーテンの隙間から差し込み、部屋をやさしく照らしていた。
はづきはベッドの上でゆっくりと伸びをし、胸の奥に小さな鼓動を感じる。
――今日は、秘密のバイト。
鏡の前で髪を整えながら、ふと自分の表情を見つめた。
少し緊張しているけれど、それ以上に心が弾んでいる。
誰にも言えないその予定が、まるで宝物のように胸の中で光っていた。
カップに注いだコーヒーの香りが、朝の空気に広がる。
いつもより丁寧に口紅を引きながら、
はづきは静かに微笑んだ。
――ドキドキ。ワクワク。
今日がどんな一日になるのか、
その答えを知るのは、まだ少し先のこと。


