ティータイム 2025年11月10日 14:50 前の記事 次の記事 午後。 窓の外にはやわらかな光。 温かいチャイティーの香りが、 部屋いっぱいに広がっている。 カップを両手で包みながら、 はづきはゆっくりと息を吐いた。 ――明日は、秘密のバイトの日。 その言葉を思うだけで、 胸の奥が少し高鳴る。 どんな出会いが待っているのだろう。 ワクワクとドキドキが混ざり合って、 静かな午後の空気の中に 小さな期待の灯がともるようだった。 前の記事 次の記事