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いおりの日記

整い始めは、いつも合図なし❤️

01月11日 17:05
10日 18:00 180分++ 16度目ましてさま❤️

「そろそろ新年会、しましょうねー😉🍻」

そう送ったのは、ほんの軽い気持ちだったのに。
次の日にはもう、

『明けましておめでとうございます㊗
 ちなみに本日
 新年会大丈夫ですか?』

……早い。
その早さが、とても嬉しい。

こうして自然に予定が決まるのは、
もう4回目くらい。
連絡のタイミングまで似てきて、
テレパシーでも繋がってるのかと、
ひとりでにやけてしまう。

いつもの待ち合わせ場所。
彼を見つけて手を振ると、
相変わらず淡々とした軽い会釈。

『どもども。
 あけましておめでとうございます。』

ほぼ同時。
被った挨拶に、ふたりで笑う。

手を繋いで歩き出すと、
もう彼の中では今日の流れが決まっていて。

『じゃあ、整いに行きますか〜』

その一言で、胸の奥が跳ねた。
サウナだ。

前回が相当よかったらしい。
伊織が正月に泊まったホテルの
サウナの話をすると、
そこから自然にお正月の話へ。

クルーズ船で初日の出を見た話をすると、
『あ、ね!そうらしいですね』と彼。

……日記、読んでくれてる。
その事実だけで、心が少し温まる。

途中で、
スパークリング、ビール、ハイボール、
それから軽めのおつまみを買い込んで。

『たぶんまだ空いてると思うんすよね』

ホテルの空きまで、さりげなく確認済み。
到着すると、残っていたのは一部屋だけ。

危なかったぁ、なんて言いながら、
今年の二人、ついてるねと目が合う。

部屋は想像以上に広くて、煌びやかで。
普段はどっしり落ち着いた彼が、
ベッドに寝転んだり、窓の外を眺めたり。

その無防備さが、なんだか嬉しい。

サウナのスイッチを入れて、まずは乾杯。
泡の音と一緒に、新年会スタート。

YouTubeで、ふたりが好きなお笑い番組。
笑って、飲んで、距離が縮まっていくのは、
いつもの流れ。

触れ合いは激しくても、どこか呼吸が合っていて。
終わったあと、並んで天井を眺める時間が、
妙に落ち着く。

『さ、行きますか』

サウナへ。

しっかり温めて、
ジャグジーを水風呂代わりにキンキンにして、
部屋に戻って、またYouTube。

整う、整う。そして整う。

前夜は会社の飲み会で、
ひどい二日酔いだと言っていた彼も、
セットを重ねるごとに顔がすっきりしていく。

途中で延長を二回。
気づけば三セット。

『身体、軽くなった。
 やっぱサウナいいっすよね〜』

その言葉が、今日の答えみたいだった。

駅でお別れ。
手を振りながら、
"今年の整いも一緒に重ねていけたらいいな"
と思う。

カラオケ付きの部屋だったけど、
今回は歌わなかった。

今の二人には、
サウナと、この間合いでちょうどいい。

今年も、じっくり整っていきましょうね💓

お姉さまに甘える、やさしい午後❤️

01月11日 12:05
10日 12:00 G駅 初めましてさま❤️

ホテルに伺うと、ドアの向こうから現れたのは、
なんとも愛らしい彼だった。

『ちょっと緊張しちゃってて……』

そう言いながらも、声の調子や言葉選びの端々に、
こちらを楽しませようとしてくれているのが
伝わってくる。
気負っているはずなのに、不思議と場の空気を
和ませてくれる人。

やわらかな輪郭と、どこか安心感のある佇まい。
はにかんだ笑顔が自然で、年相応の落ち着きの中に、
少年みたいな素直さが残っている。

部屋に入って少し落ち着くと、ぽつり。

『……お姉さまが、好きなんです』

照れを隠すように笑いながらも、視線はまっすぐ。
その言い方が妙に正直で、思わずこちらが
構えてしまう。

ソファに並んで座ると、距離はごく自然に縮まる。
肩が触れるたび、彼は少しだけ息を整えて、
また何かひとこと添えてくる。

「今、近すぎた?」
『……いや、ちょうどいいです。たぶん』

“たぶん”という逃げ道を残した言い方が、
もう可笑しい。

甘えるように身を預けてきて、
胸元に顔をうずめる仕草はとても無防備で、
気づけばこちらが受け止める側に回っている。

『はいはい……よしよし♡』

そう声をかけて頭を撫でると、安心したように
肩の力が抜けて、喉の奥で小さく笑う。

少しからかえば、すぐ照れる。
照れたと思ったら、また余計な一言を足す。

「こういうの、子どもっぽいですか?」
「でも……やめないでください」

その間の取り方がずるくて、
狙っているわけじゃないのに、クスッとさせられる。

伊織が受け止めるほど、彼はどんどん素直になる。
声は柔らかくなり、動きもゆったりとほどけていく。

『お姉さんに甘えると、頭が空っぽになるんです』

そんなことを真顔で言うから、
また自然と、よしよししてしまう。

終始、空気は穏やかで、どこかコミカル。
笑わせようとするのではなく、
気づいたら笑っている、
そんな可笑しさが散りばめられている。

甘えて、照れて、また照れて。
そのたび伊織が受け止めて、包む。

『……あ、今の、自分で言ってて恥ずかしい。』

そう言って顔を覆う姿に、
最後は二人で笑ってしまった。

静かに、でも確実に、こちらの心をゆるめてくれる人。
今日も伊織は、
そんな彼のお姉さま役を、少し楽しみながら
引き受けていた。

またふらっと、甘えたくなったら。
伊織はいつでも、
よしよしの準備をして待ってるからね💕

朝にほどけた理由❤️

01月11日 10:05
10日 8:20朝活 G駅 初めましてさま❤️

ホテルの扉が開くと、

『おはようございます』

と、爽やかな声。
背の高い紳士さまが、朝の光を背にして立っていた。

お部屋へ招かれ、ベッドに並んで腰を下ろす。
お仕事で北陸から来ていて、今日帰る前に
伊織に逢いに来てくれたらしい。

少し話していると、ふと、彼が笑って言う。

『日記を見てて、
 何十何度目ましてさまとか書いてあるでしょう。
 そんなにリピートしたくなる人って、
 どんな人なんだろうって思って』

その視線が、探るようで、でも柔らかい。

伊織が11月に巡った神社参拝の話をすると、
『あ、そこ知ってます』
『空気、いいですよね』と、会話が自然に
ほどけていく。
旅の話、土地の話。
朝なのに、不思議と時間がゆっくり流れる。

ひと息ついた、その瞬間。
唇が、そっと重なった。

長く、確かめるようなキス。
触れる手が、少しずつ距離を詰めてくる。

『唇、ご厚くて柔らかくて、気持ちいい』

その言葉を、何度も。
キスが続くほど、身体の奥がじんわりと、
熱を帯びていくのがわかる。

彼の手が、伊織の反応を確かめるみたいに動くたび、
意識より先に、身体が正直に応えてしまう。
静かな朝の部屋で、呼吸だけが少しずつ深くなって、
気づけば、すっかり濡らされ、煽られていた。

そのままベッドに身を委ねて――
彼の視線と手つきに、何度も気持ちを持ち上げられ、
伊織自身も、抑えきれない高まりを感じてしまう。

一度、彼が果てて。
少し休憩。

仕事の話、家族の話。
さっきまでの熱が嘘みたいに、
穏やかな表情で話す彼。
そのギャップが、また不意に心をくすぐる。

そして、二回戦。
今度は、最初よりも距離が近くて、
最初よりも、深く。

最後まで終えて、タイマーの音。
ゆっくりお支度をして、伊織が先にお暇する時間。

帰り際、彼が少し照れたように言った。

『皆さんがリピートしたくなる理由、
 わかりました』

さよならのキスをして、部屋を後にする。

また東京にお越しの際は――
その“理由の続き”、伊織に逢いに来てくださいね💕

待てなかった夜は、祝杯から始まった❤️

01月11日 08:05
9日 20:00 G駅 4度目ましてさま❤️

『2週間に一度じゃ、長すぎる』

そう言って、今日の予約を入れてくれたね。
次の約束が、ずいぶん前から決まっていたことも
知ってるのに。

それでも
『少しでも早く会いたいから、9日に行く』
そう言って、迷いなく前に引き寄せてくれた。

その流れで、次の、その先の約束まで。
遠くへ先延ばしにするでもなく、
とりあえず押さえる感じでもなく、
ちゃんと“逢える距離”に置いてくれる、その選び方。

あなたはいつも、
「今」を大事にする人なんだなって、
その時点でもう、伝わってた。

前日にくれたメッセージ。
大きな商談がまとまって、ホッとしたこと。
年越しで苦戦していたこと。
そして最後に添えられていた、
『伊織の存在があっての大成功です、ありがとう☺️』

あの一文を読んだ瞬間、
どうしても、直接「おめでとう」を言いたくなった。

今日が叶った夜には、
ちゃんと理由があった。

待ち合わせで逢ったあなたは、
少し肩の力が抜けていて、
でも目が合うと、いつもの優しい笑顔。

「おつかれさま」って言ったら、
『伊織に逢えると思ったら、疲れも吹き飛んだ』
なんて、さらっと言うの。

部屋に入ると、
テーブルの上には、いくつかのおつまみが並べられて

味も、見た目も、
どれも伊織の好きな系統ばかり。

説明はないけれど、
きっと、選ぶときに伊織の顔を思い浮かべて
くれてたんだろうなって、
それだけで、ちゃんと伝わったよ。

それを『どう?』なんて言わずに、
当たり前みたいに置くところが、あなたらしい。

グラスを手に取る前に、
私はそっと、クーラーバッグを開けた。

中から出したのは、
小さめのシャンパン。

『え、どうしたの?』
少し驚いた顔で聞くあなたに、
私は正直に言う。

「“伊織の存在があっての大成功です”って、
 あんなメッセージもらったから。
 どうしても、乾杯したくて」

お酒があまり強くないことも、
派手なのが得意じゃないのも、知ってる。

だからこれは、
酔うためじゃなくて、
気持ちを贈るための量。

「おめでとう。本当に」

そう言って注いだ泡は、
主張しすぎず、静かに立ち上がった。

グラスを合わせると、
『ありがとう……なんか、沁みるね』
そう言って笑う、その声も表情も、少しだけ柔らかい

年末年始の話。
商談の話。
うまくいった裏側の、不安と安堵。

話を聞きながら思った。
あなたは、ちゃんと自分で踏ん張って、
でも、誰かに弱さを預けることもできる人。

視線が合って、
言葉が途切れて、
自然に距離が縮まる。

唇が触れた瞬間、
祝杯の余韻も、会話の続きをも、
いっせいに溶かしてしまうみたいに。

『……伊織』
そう呼ばれて、
「うん……」って返したら、
そのまま、しっかり抱き寄せられた。

12月より、少しだけ近い。
前より、確実に深い。

名前を呼ぶたびに、
『ここに来てよかった』って気持ちが、
腕の力に、ちゃんと滲んでる。

欲しい、じゃなくて、
離したくない。

その熱が、
何度も重なるキスに残っていく。

終わったあとも、
すぐには腕をほどかなくて、
静かに、もう一度だけ名前を呼ぶところも。

並んで横になりながら、
自然に、次の約束の話になる。

『2週間、空けなくていいよね』
そんなふうに笑うあなたに、
私は、何も言わずに頷いた。

約束は、間隔じゃなくて、
気持ちで決まっていくんだね。

◯◯くん、
待てなくなるくらい想ってくれる距離に、
私はちゃんと、いるよ。

次に逢う日も、
その次も、
もう“遠く”には置かれていない。

それが少し誇らしくて、
とても、愛おしい夜でした💕

甘えたい、のその先❤️

01月10日 12:05
9日 18:30 G駅 初めましてさま❤️

12月後半。
マイガール登録のお礼メッセージを送ると、
すぐに丁寧な返事が届いた。

『笑顔がとっても素敵で一目惚れしました。
ぜひ一緒の時間を過ごしたいです。』

まっすぐで、礼儀正しい。
でもその奥に、ちゃんと“期待”が滲んでいて、
画面越しでも、どんな時間を求めているのかが
伝わってくる。

そして二日前。

『1/9 18:30〜予約しました。
短い時間ですがよろしくお願いします!
まったりと甘えさせて欲しいです!』

目的がはっきりしていて、
それをきちんと言葉にしてくれるところが
好印象だった。

当日。
彼は先にホテルの部屋に入って待っていた。

ドアを開けて挨拶をすると、
一瞬きょとんとして、次の瞬間――

『わぁ……写真通りの笑顔だぁー』

そう言って、
こちらが照れるくらいのキラキラした笑顔を
返してくれる。

少し緊張した面持ちなのに、
もう嬉しさが隠しきれていない。

『よろしくお願いします』

その一言が、
“今日は甘えに来ました”という合図みたいで。

コートを脱ぎ、
距離を詰めると、
自然と身体の向きがこちらへ寄ってくる。

まずは湯船へ。
肩まで浸かって、ゆっくり息を整える。

その静けさの中で、
ぽつりと落ちた言葉。

『…年上の方に甘えたくて』

なるほど、と思いながら、
その気配を受け止めていたのだけれど。

――それが、後々、真逆になるとは。

湯上がり。
最初は控えめだった手つきが、
少しずつ、はっきりとした熱を帯びてくる。

さっきまでの『甘えたい』はどこへやら。
興奮が伝染するみたいに、
彼の方から距離を詰めてくる。

その変化が可笑しくて、
つい、からかうように見つめると、
余計にスイッチが入ったみたいだった。

短い時間だからこそ、
流れはシンプルに。

触れて、確かめて、
甘やかして、
そして――きちんと落とす。

最後は、
彼自身が一番驚いた顔で、
完全に力が抜けてしまって。

誠実さも、照れも、
途中で見せた攻め気も、
全部ひっくるめて。

『……ノックアウトです』

そう笑う彼を見て、
静かに満ちていく、この夜の余韻。

彼が求めていたのは、
恋じゃなくて、
安心して甘えられる――と思いきや、
ちゃんと本能も解放できる時間。

そんな“大人のまったり”が、
ゆっくりと、部屋に残っていた夕暮れだった💕

最上階、くっつく理由❤️

01月10日 10:30
9日 15:00 N駅 初めましてさま❤️

待ち合わせ場所に現れた彼は、
静かで、でもどこか朗らかな笑みを浮かべて
近づいてきて。

『伊織さんですか?』

その一言が、とても丁寧で。
『歩いて5分くらいなので』と、
自然に歩き出す背中に導かれて、彼のご自宅へ。

並んで歩きながら、少し照れたように、
でも嬉しそうに、
『日記見て、ずっと気になってて……
 今日やっと、タイミングが合いました』
そう話してくれた。

迎えに来てくれた、というだけで、
もう少し距離が近づいた気がした。

マンションのエレベーターホールで、
ふいに腰を抱き寄せられる。

「見られちゃうよ?」
そう囁くと、彼は小さく笑って『大丈夫』と。

彼の部屋の階に着く。
最上階。

窓の向こうに広がる景色が、思った以上に綺麗で。
くっついたまま、
『あのビルは川崎の方でね』と説明してくれる
声を聞きながら、
しばらく二人で外を眺めた。

『冷えてきたね』
そう言って、部屋の中へ。

シャワーに誘われる前に、
洋服を脱いだ伊織を見て、彼が小さく声を漏らす。

『わぁ……エロい』

ガーターに視線を落としながら、
そっと触れられる感触。

ベッドの縁に座らされ、
近づく気配。

くん、と確かめるみたいな仕草から、
そのまま、ゆっくり、深く。

気づけば、すっかり。

もう一度シャワーに誘って、
今度こそ一緒に浴室へ。

身体を寄せ合いながら、
泡だらけになって洗い合う時間が、
不思議といちばん素直だった気がする。

ベッドに戻ると、
触れながら、話しながら。

『今までで一番興奮したエッチは?』
『……不倫って、したことあるの?』

少し照れながら答える伊織を、
面白そうに、興味深そうに聞いてくる。

話しながらキスをするのが好きな人。
濃く、深く。
時々、軽く。

伊織の話にどんどん熱を帯びていく彼は、
もう隠せないくらい。

応えてあげると、
『イッちゃう』って、引き上げられて。

『乳首舐められながら、手でされると……すぐなの』

言われた通りにすると、
間もなく、息が荒くなって。

『あ……イク……』

終わったあと、
そのまま抱き寄せられて、しばらく微睡む。

『また外でくっつきたいな』
その言葉が、妙に可愛くて。

シャワーを浴びて、着替えて、玄関の外へ。
もう一度、高層からの景色を眺める。

後ろから、また抱き寄せられて。

恋人ごっこがしたいんだなぁ、なんて。
少し愛おしく思ってしまった。

『部屋に戻ろうか』
時間までは、ゆっくりお話。

『お正月は地元に帰っててさ』
『連休はね、こんな予定で』

穏やかで、なだらかな時間。

タイマーが鳴って、支度をして。
駅まで、また送ってくれた。

『また』

手を上げる彼は、
伊織の姿が見えなくなるまで、そこに立っていた。

また逢えますように💕

変わらない扉、深まった距離❤️

01月10日 09:05
9日 11:30 U駅 2度目ましてさま❤️

ドアが開いた瞬間の空気は、前回と変わらない。
清潔感のある装い、穏やかな笑顔。
『お久しぶりです』
その声に、二回目ならではの安心が、
すっと胸に落ちる。

伊織の都合で予約時間を、
少し後倒しにしてもらっていて、
改めてお礼を伝えると、彼はすぐに首を振った。

『全然大丈夫ですから。気にしないでください』

迷いのないその言葉が、思っていた以上に救いで。
こういうところが、好きだな…と、
心の奥で静かに思う。

『前回の時間がすごくよくて。
 でも先月は、むちゃくちゃ忙しくて…』
二ヶ月ぶり。
理由まできちんと伝えてくれる、その誠実さも
彼らしい。

一旦、ベッドに並んで腰掛ける。
お正月休みの話から、三重への旅行の話へ。
景色や食べ物の話をする彼は、少し楽しそうで、
その表情を見ているだけで、
こちらまで気持ちが緩む。

シャワーへ誘うと、
『はい』と小さく頷く、その仕草もどこか可愛い。

戻ってきてからは、距離がすっと近づく。
彼の綺麗なロングヘアが、伊織の肌に触れる。
髪をすくう指、そっと添えられる手。
控えめなのに、逃げない触れ方が、
じわりと熱を帯びていて…エロい。

伊織は、ゆっくり、たっぷり。
言葉よりも呼吸を大切にしながら、丁寧に尽くす。
彼は大きな反応を見せないけれど、
肩の力がふっと抜ける瞬間や、
微かに揺れる息で、確かに“感じているのが
伝わってくる。

視線を伏せたまま、静かに受け止めるその様子が、
真面目で、少し不器用で、
だからこそ、かえって色っぽい。

交代すると、今度は彼が一生懸命に。
伊織の様子を気にしながら、
触れ方も、間の取り方もとても慎重で、
「気持ちよくなってほしい」という気持ちが、
そのまま伝わってくる。

焦らず、でも真剣に。
その誠実さと優しさが、身体だけじゃなく
心にも沁みて、気づけば、伊織のほうが
惹かれてしまっている。

互いに気持ちが満ちたあと、
ふっと力が抜けて、自然と会話が戻る。

映画やドラマの話。
『これ、良かったですよ』
「それ、気になってた」
オススメを出し合いながら、
さっきまでの余韻を残したまま、笑い合う時間。

顔が近づいて、
さっきよりも、もう一歩近い温度。

そのまま、二回戦の気配が立ち上がったところで――
無情のタイマー。

思わず笑って、目が合う。
『次は…続き、ですね』

うん、と小さく頷く彼の表情が、少し名残惜しそうで。
またロングヘアが伊織の肌に触れ、
その感触と、彼の優しさを胸にしまいながら、
見送った。

次回は、続きをね💕

始まりの合間に、ひと息❤️

01月09日 17:05
8日 19:00 G駅 初めましてさま❤️

待ち合わせ場所で到着コールをすると、
人混みの向こうから、質の良いシルクのコートを
颯爽と羽織った紳士が歩いてくる。
革手袋、背筋の伸びた佇まい。
――あ、この人だ。そう直感した。

『こんばんは』
低くてよく通る声で、軽やかに挨拶をしてくれる。

帰りの人波をかき分けながら、並んでホテルへ。
冷たい風が頬に刺さって、
「寒すぎますよね」
二人して思わず笑ってしまう。

ホテルへは驚くほどスムーズに入り、
部屋に着くと、まずは暖を取るようにソファへ。
ゆったりと向かい合って、改めてご挨拶。

「よろしくお願いします」
『どうも〜。こちらこそ、よろしくお願いします』

お正月の話から出身地、仕事の話へ。
この一月に転職されたばかりだそうで、
『まぁ、正直バタバタしてます』と、
少し肩をすくめる。

「そんな時に来てくださって、
 ありがとうございます」
そう言うと、
『いやぁ、ずっとブックマークはしてたんです。
 何十度目まして、なんて常連さんが
 何人もいる人って、どんな人なんだろうって』

照れながら恐縮すると、彼は穏やかに笑った。

シャワーへ誘うと、ふと視線がスカートの下へ。
『それ、どうなってるんですか?』
純粋な好奇心で聞かれて、説明しているうちに、
なぜかこちらが恥ずかしくなる。

湯船で身体を温めながら、仕事の話は自然と
深くなっていく。
仕事への向き合い方、信念。
不思議なくらい、頷くことばかりだった。

ベッドへ移ると、彼は言葉少なに、
身を委ねてくる。
こちらの動きに、呼吸が変わるのがわかる。
触れるたび、静かな声が漏れて、
身体が小さく震える。

だんだんと抑えきれなくなっていく様子が、
正直で、愛おしい。
『……気持ちいい』
その一言を絞り出すみたいに言うのが、
印象的だった。

ゆっくり、丁寧に。
焦らすたびに、指先がシーツを掴み、喉が鳴る。
伊織の動きに、素直に、
全部を委ねてくれているのが
伝わってくる。

彼は、こちらの反応もよく見てくれる人だった。
触れ方も、間も、優しくて。
次第に、こちらの内側が熱を帯びていく。

果てたあと、少し呆然としたまま、
『……すごいね』と一言。
『だいぶ前に、忘れられない経験があったけど、
 それ以来だ』
そう言って、照れたように笑った。

余韻の中で、ふと聞かれる。
『他にもお仕事してるんですか?』

「占いを少しと、整体も勉強中なんです」
『え、すごい。何占い?』と、急に身を乗り出す。

生年月日を差し出されて、即席鑑定。
しばらくは順風満帆な流れであること。
“王様の星”を持っているから、無理に全員を
味方にしなくていいこと。
彼本来の身のこなし方を、そっと伝える。

タイマーが鳴ってお支度。
『振り幅がすごいですね。常連さんがつく理由、
 わかりました』
その言葉が、静かに胸に残る。

ホテルを出たところで、
『じゃあ、ここで。また』と、爽やかに手を振って。

また逢える予感を残したまま、お別れ。

新しい場所での毎日が、
彼らしく伸びていきますように。
ひと息つきたくなったら、
伊織はいつでもここで待っています💕