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いおりの日記

初めてなのに、ちゃんと近かった夜❤️

01月19日 17:05
18日 21:40 G駅 初めましてさま❤️

仕事終わりの、少しほっとした表情。
『今日はありがとうございます』
そう言って現れた彼は、
年下らしい素直さと、
人懐っこいやさしさをまとっていた。

初めましてなのに、
部屋に入るとすぐ、
ちゃんと用意されていた飲み物。
『喉、乾いてるかなと思って』
そう差し出す仕草が自然で、
この人、きっと普段からこうなんだろうなって。

並んで腰掛けて、
他愛ない話を少し。
視線が合うたびに、
少しだけ慌てたように目を逸らすのが、
なんだか可愛らしい。

ふとした間に、
彼が意を決したみたいに、
『伊織さんのことずっと気になってて。
 笑顔が素敵だなって』
そう打ち明けてくれて、
胸の奥が、静かにあたたまった。

そのまま一緒にシャワーへ。
湯気の中で、
落ち着こうとしているのに、
どこか挙動がぎこちない彼。
水音のせいか、
心音まで伝わってきそうで。

伊織が近づいた瞬間、
彼の身体が、はっきりわかるほど強張った。
『え、ちょ…』
『ま、待って』
声が裏返って、
目を見開いたまま固まってしまう。

想定していなかった、
というより、
想像が追いついていなかったみたいな反応。
『え、ほんとに…?』
『ちょっと、心の準備が…』
そう言いながらも、
拒むわけじゃなく、
ただ驚きに追いつこうとしている様子が、
あまりにも正直だった。

少しずつ、
呼吸が乱れて、
戸惑いが混じったまま、
それでも身を委ねてくれる。
『……無理』
『やばい』
小さくそう零しながら、
指先まで力が入ってしまう。

ベッドに移ってからは、
さっきの驚きが嘘みたいに、
今度は彼の方が必死で。
『なにしていいかわからないけど』
『ちゃんと、したくて』
そう言いながら、
一生懸命、伊織に向き合ってくれる。

触れ方は少し不器用で、
でも、手も視線も真剣で。
『気持ちいいですか』
『こういうの、好きですか』
確認するたびに、
大切に扱おうとしてくれているのが伝わってくる。

時間は、
驚きと熱を混ぜながら、
静かに、でも確かに濃く流れて。

帰り支度の頃、
まだ少し放心したみたいな顔で、
照れ笑いを浮かべて、
『めちゃくちゃエロかったです。
 絶対また来ます』って。

駅まで並んで歩く夜道。
さっきまでの動揺とぬくもりが、
まだ身体の奥に残っている。

改札の前で、
名残惜しそうに手を振り合って。

また、逢えたらいいな。
そう思わせてくれる余韻を、
ちゃんと残したまま💓

受け身すぎる夜、勇気はソファに置いてあった❤️

01月19日 12:05
18日 20:00 K駅 初めましてさま❤️

お家に伺うと、
ドアの向こうから現れたのは、
静かな微笑みと小さな声の
『こんばんは』。

どうやら、
今日の主役は“控えめ”らしい。

ソファに並んで座り、
ご挨拶から世間話へ。
テレビではバラエティ。
笑い声だけが先に盛り上がる。

手?
伸びてこない。
空気?
まだ温まらない。

しばらくして、
彼が少し勇気を出すように
『オクテツ、初めてなんです』
と打ち明けてくれる。

続けて、
間を置かずに
『年上が好きなんです』。

なるほど、
好みは即答、行動は熟考派。

時間だけが先に進み、
「こんな時間だよ?」
と声をかけると、
彼は恥ずかしそうに頷く。

「いつもはどんな感じ?♡」
と聞けば、
『照れ屋なんで、完全に受け身なんです』
と、正直すぎる自己申告。

『わかったよ』
と短く返して、
私が一歩前に出る。

まずはシャワー。
緊張はお湯に流して、
反応は…
とても分かりやすい。

戻ってきて、
またソファ。
今度は私から近づく。

彼がぽつりと
『柔らかい…』
と呟いた、その途中で、
空気が急に慌ただしくなる。

隣で、
猫みたいに身を縮めたり、
思いきって甘えてみたり。
彼の“受け身力”が、
ここで一気に開花。

感じ方が、
いちいち素直で、
思わず笑ってしまう。

やがて、
『あ、あ、あ!イク〜』
と、全力の自己申告。

終わるとすぐに、
『気持ち良かった〜!』
と満足そうな声。

タイマーが鳴り、
それぞれシャワーを浴びてお支度。

「またね!」
と声をかけると、
今度は最初よりずっと柔らかい表情で
『はい。また!』
と見送ってくれた。

勇気は、
どうやら帰り際に
ちゃんと見つかったみたい💕

洗練と熱がほどけるまで❤️

01月19日 10:05
18日 17:45 G駅 初めましてさま❤️

ホテルの扉を開けると、
年下の彼が少し緊張した笑顔で迎えてくれた。

テーブルにはMac。
整った身なりと所作から、
仕事のできる人なんだろうな、という空気が
自然と伝わる。

ソファに並んで座ると、
まだ肩に力が残っている様子。

「お仕事だったんですか?」
そう聞くと、
『この前に少し打ち合わせがあって…』と、
他愛ない会話の流れから、
彼がぽつりと本音をこぼしてくれた。

『伊織さんのこと、ずっと気になってて。
 何度か予約しようとしたんですけど、
 なかなかタイミングが合わなくて…
 やっとです』

ヘブンで見つけて、
ずっと想ってくれていたこと。
その気持ちを言葉にしてくれるのが、素直に嬉しい。

『緊張しますね』
「少し暗くする?」
そう言うと、すぐに灯りを落としてくれて、
距離も自然と縮まった。

爽やかな彼の隣で、
伊織も少しだけ深呼吸。
ここは、伊織が導いてあげないと。

そっと唇を重ねると、
静かで、ゆっくりなキス。

『…唇、柔らかい』
目を伏せながらも、
きちんと気持ちを伝えてくれるところが可愛らしい。

お風呂では、泡に包まれながら、
彼の反応がどんどん正直になっていくのが
伝わってくる。
触れるたび、息が近くなるたび、
空気が熱を帯びていく。

ベッドに戻る頃には、
さっきまでの緊張はもうどこにもなくて。
彼の方から積極的に、求めてくる。

それを感じた瞬間、
伊織の中のスイッチも、確かに入った。

唇も、指先も、呼吸も。
お互いを確かめ合うように、
何度も、何度も。

一度落ち着いても、
余韻が消えることはなくて、
自然とまた唇が重なり、
静かに、でも確かに熱は続いていく。

名残惜しさを抱えたまま、
タイマーの音で現実に戻る。

シャワーを浴びて、身支度をしていると、
彼がまっすぐな目で。

『…ほんと、すごく良かったです』
照れも混じった、その一言が印象的だった。

駅まで並んで歩き、
別れ際に、
『また来ますね!』と爽やかに。

うん。
また、待ってるからね💕

落ち着きに抱かれて❤️

01月19日 09:05
18日 10:35 M駅 初めましてさま❤️

穏やかな笑みを浮かべた紳士さまが、
車で迎えに来てくれた。

助手席には、伊織のために用意してくれた
買い物袋。中にはお茶やコーヒー、
スイーツがいくつも入っていて、
その心遣いが、もう嬉しい。

閑静な住宅街を走りながら、
『この辺りはね…』と穏やかな声で
案内してくれる。快晴の空も相まって、
気持ちまで、少しずつほどけていく。

お家に着くと、隅々まで整えられた空間。
静かで、清潔で、彼の暮らしぶりが
そのまま、部屋に滲んでいた。

リビングに進むと、
小さなトイプードルちゃんが。
吠えることもなく、小走りで近づいてきて、
前足を上げて歓迎してくれるから、
思わず、笑ってしまう。

彼がコーヒーを淹れてくれる間、
一緒に遊ぶ、短いひととき。
本当に、可愛い。

やがて部屋に広がるコーヒーの香り。
ソファに並んで腰掛け、
彼が選んでくれたスイーツをいただく。

甘い味と一緒に、彼の暮らしの話。
自分とは違う日常が新鮮で、
少しだけ羨ましくて、
会話が、自然と弾んでいく。

スイーツを食べ終える頃、
彼が伊織の隣に、そっと座り直す。
後ろから包むように触れる体温に、
空気が、静かに変わっていく。

気づけば距離は近く、
そのまま視線が絡み合う。
『すごい。エッチだ』
真剣な表情でそう言われ、
胸の奥が、きゅっと熱を帯びた。

抱き寄せられ、
そのままベッドへ。
穏やかな話し口調とは裏腹に、
触れ方は大胆で、迷いがない。
そのギャップに、
また深く感じてしまう。

すべてが落ち着いたあと、
一緒にシャワーを浴びて、
またソファへ戻る。
余韻の残る、静かな時間。

最近は、お酒を飲みに行く機会も
増えてきたのだとか。
気の知れた人と、
他愛もない話をしながら
飲む時間が楽しいと話す。

その気持ち、伊織にもよくわかる。
気心の知れた人との一杯は、
どうして、あんなに美味しいのだろう。
だから彼氏さまたちとの乾杯が、
伊織は、好きなのだ。

そんなことを思っていたら、
「いつか一緒にお酒もね」と
自然に言ってくれた。

時間になり、駅までまたドライブ。
車内で話題は、
伊織を選んでくれた理由へ。

『ランキングを見てしまって』と
少し申し訳なさそうに言う彼。
でも続いた言葉は、
とても静かで、誠実だった。

『ランクが上の人って、
 エッチとかそれだけじゃなくて、
 心を拾える人なんだと思う』

そして、
『伊織さんは、とても落ち着く。
 癒しって一言で言えるものじゃないし、
 この雰囲気は、作ろうと思って
 作れるものじゃない。
 本当に素晴らしいよ。
 また必ず呼ぶからね』

駅に着いて、お別れ。
小さく手を振り、
彼の車が見えなくなるまで、
静かに見送った。

また、待っています💓

夜景に溶ける、寄り道の時間❤️

01月18日 12:05
17日 20:10 S駅 23度目ましてさま❤️

夕方、携帯が震えた。

『今晩、最後の枠で逢える?
 一緒にご飯、食べたくて』

その言葉に、
少しだけ口元が緩む。

いつもの場所まで迎えに来てくれる彼。
車に乗り込むと、
無理のない距離感に、自然と肩の力が抜ける。

彼のマンションに車を置いて。
連れて行ってくれたのは、馬肉専門のお店。
『ここね』と言いながら、
九州へ行った時の話を聞かせてくれる。

旅先で出逢った食のこと、
その時の空気。
聞いているうちに、
伊織まで一緒に旅をしている気分になる。

馬刺し、焼き馬、馬肉のメンチ。
どれも美味しくて、
お酒も、会話も、ほどよく進む。

『このあと、どうする?』

少し考えて、
『コーヒーでも行く?』と、彼。
伊織の仕草を察したみたいに、

『…俺ん家で、飲む?☕』

向かったのは、
あの、落ち着いてしまう部屋。

照明を落として、
窓の外には都会のネオン。
東京タワーが、静かに光っている。

その流れのまま、
また触れ合う。

前と同じ安心感。
でも、今日の分だけの温度。

タイマーが鳴って、
現実に戻る。

名残惜しくて、
少し俯いた伊織に、

『次は、水炊き行こっか』

未来の話を添えてくれるその声に、
気持ちを切り替える。

駅までの夜道、
自然に手を繋いで。

冷えた手が、
彼の体温で温まった頃、駅に着く。

肩をぽん、とされて。

『またね』

その優しさが、
あとから、静かに沁みてきた。

待ってるね💕

ひさしぶりの熱は、深くて静かで❤️

01月18日 10:30
17日 18:00 S駅 5度目ましてさま❤️

八ヶ月ぶりに、ようやく逢えた。

彼からは何度も予約の打診があったけれど、
不思議とタイミングだけが合わなくて。
近いようで遠い時間が、静かに積み重なっていた。

前回のやり取りから二ヶ月ほど経った今日、
ふいに届いた『元気してる?』の一言。
そこからは、驚くほど早かった。
気づけば『予約完了????????』の文字が並んでいて、
胸の奥が少しだけ、きゅっと鳴った。

ドアを開けると、彼は静かにそこに立っていた。
ああ、そうだった。
この落ち着いた佇まい。
部屋に上がると、
薄暗い空間で彼はもう横になっている。

『早く着いたから、風呂でゆっくりしてたー』

その声を背中に、
「じゃあ、私もシャワー浴びてくるね」
と、返して浴室へ。
戻ると、彼は仕事の電話の最中だった。
相変わらず忙しそうで、伊織は何も言わずに待つ。

『ごめん、ごめん』

電話を切った彼の隣に、自然と身体を寄せる。
言葉より先に、唇が重なった。

そこから先は、
とても静かで、とても熱い時間。

大人で、洗練されていて、
夜の遊びにも慣れているはずの彼が、
伊織に触れられるたび、声を漏らして、
『すごいよ、伊織』と余裕を崩していく。

逆に、彼が攻める番になると、
その手つきはさすがで、
遊び慣れた余裕のまま、
伊織の感覚だけを的確に拾い上げてくる。

久しぶりだったはずなのに、
間が空いたことなんて、
すぐにどうでもよくなるくらい、
深く、確かに、混ざり合った。

すべてが落ち着いた後は、
ニューハーフのお気に入りの子の話や、
ゲイバーでの出来事を聞かせてくれる。

どれも面白くて、興味深くて。
違うジャンルではあるけれど、
同じ“水の世界”に生きる者として、
学ぶことも多かった。

今日の予約も、
伊織の整体講習の時間を気にして、
それを踏まえて取ってくれたもの。

『整体って、あのゴキゴキするやつ?』

そう聞かれて、
「私が習ってるのは、それとは違ってね」と
説明しながら、
今日の講習の練習台になってもらった。

すると、

『すごい!すごい!すごい!』
『何これ⁈ 何これ⁈』

普段は冷静で静かな彼が、
子どもみたいに興奮して喜んでくれて、
それがとても嬉しかった。

次は、二月初め。
もう、次の約束がある。

今度は、間を空けずに逢える。
それだけで、心が少し温かくなる。

またすぐ、あの静かで熱い時間の続きを💕

ゆっくり、確かめ合う始まり❤️

01月18日 08:30
17日 10:40 K駅 初めましてさま❤️

『ようやくタイミングが合って、
 明日予約することができました。
 やっと伊織さんに逢えるよ〜。
 嬉しいです☺️』

ご予約後に届いた、少し弾んだメッセージ。

その文面から、
待っていてくれた時間の長さが伝わってきて、
逢う前から、胸の奥がふっと温かくなった。

当日、ホテルのドアを開けると、
そこに立っていたのは、穏やかな笑顔の紳士様。

『伊織さん!やっと逢えました〜』

少し恰幅の良い体つきに、落ち着いた佇まい。
言葉も仕草もゆったりしていて、
最初から“急がない人”だとわかる。

部屋に入っても、すぐに触れてくることはなく、
距離を詰めるまでの時間さえ、楽しむみたいに。

『慌てなくていいよ』

その一言とともに、
ゆっくり、確かめるように触れてくる。

『ほら、ゆっくり。
そう、伊織はそれでいい』

動こうとすると、
低く落ち着いた声で制される。

『急がなくていいんだよ』

鏡の前に立たされ、
背後から包み込まれる距離。

顎に指を添えられて、
鏡に映る自分を見せられる。

『ほら、見てごらん。
とってもエッチな表情になったよ』

頬の熱も、視線の揺れも、
全部、鏡に映って逃げ場がない。

『いいね……その感じ』

動こうとすると、すぐに声が落ちてくる。

『感じてても、早く動いちゃダメだよ』

待たされる時間が長いほど、
感覚は正直になっていく。

しばらくそのまま味わうようにしてから、
ふっと空気を緩めるように微笑んで。

『じゃあ、ベッドに行こうか』

手を引かれるのではなく、
背中に添えられた掌に導かれて、
自然と足が動く。

ベッドに腰を下ろしてからも、彼は変わらない。
すぐ隣に座らず、ほんの一拍、間を置く。

『焦らなくていい。
 そう。そう…』

触れ方は、さらにゆっくりになる。

『今、どう?』

答えを急がせない声。
反応を引き出すというより、
“味わわせる”ことを楽しんでいるみたい。

『いいよ、そのまま。
 伊織は、ゆっくりでいい』

動こうとすると、また制される。

『大丈夫。
 ちゃんと、俺が見てるから』

恰幅のある体に包まれて、
委ねることに不安がなくなっていく。

時間が進むほど、
初めましての距離は溶けて、
呼吸も、間も、自然と噛み合っていった。

終わり際、彼は深く息をついて、
満足そうに言った。

『今日は本当に最高だった。
 初めて逢ったとは思えないくらいだった。』

駅までの道、自然と手を繋ぐ。
特別なことはしていないのに、
それだけで十分、通じ合っている気がした。

『今度は、もっと鏡の大きな部屋で。ね!』

その“次”を想像しながら。

楽しみにして、待ってます💓

あなたがくれる、揺るがない安心❤️

01月17日 10:05
16日 20:00 130分+ G駅 6度目ましてさま❤️

この日も、約束どおりだったね。
先に部屋を取ってくれて、
『伊織、お疲れ様。もう入ってるよ』
その一言だけで、心が先に走り出してしまう。

ドアの前に立つまでの数歩が、やけに短い。
会いたい気持ちを抑えるふりをしながら、
実際はもう、全部あなたのほうへ傾いている。

ドアが開いて、目が合う。
抱きつきたい衝動をいったん胸にしまって、
荷物を置いて、コートを掛けて。
でもその間も、視線が、呼吸が、
ずっとあなたを探しているのがわかるでしょう?

『腹、減ってる?』
そう言いながら並べてくれたオードブルと、
いつものクラフトビール。
グラスを出す手が重なって、
それだけで、もう充分だった。

『今日、どうする?』
少し間を置いて、
『延ばそうか』
その言葉が、どれだけ嬉しかったか。
一緒にいられる時間を、
当然みたいに増やしてくれるところが、
あなたらしい。

ソファに腰を下ろした瞬間、
もう我慢はきかなくて。
キスをした。

「逢いたかった」
たった三日なのに、
ずいぶん遠くにいたみたいだった。

『俺もだよ』
そう返す声が、優しくて、低くて。
胸の奥のざわつきが、やっと静まっていく。

乾杯をして、少し話して、
今年の目標なんて、真面目な話をしていたのに。
ふっと目が合って、
次の瞬間には、また唇が重なっていた。

言葉より先に、身体が知っているみたいに。

ベッドでは、もう、遠慮がなかった。
抱きしめる腕も、確かめる指先も、
離す気なんて最初からないという顔で。

強く引き寄せられるたび、
『ここにいる』って、何度も教えられて。
熱に紛れて、
確かめ合うみたいに、気持ちを重ねて。

食事のことなんて、すっかり忘れて、
長い時間、ただ抱き合って。

『そういえばさ、ジャグジー』
あなたが笑って言うから、
「あの日は、それで良かったの」
そう言うと、
『また、いつでも行けるしな』って。

未来を、軽く、でも確実に差し出してくれる。
あなたは、言ったことを本当に叶える人だから、
私は、心から楽しみにしてしまう。

来週の約束が流れたこと、
少し寂しかったの、実は。
だから
『来週、◯曜日なら調整ついた』
その一言は、
サプライズみたいで、胸がいっぱいになった。

それから、あの言葉。

『伊織は、華があるよ。
 伊織に似合う男になろうと思う』

おしゃれで、余裕があって、
ちゃんとかっこいい、イケオジのあなたから
言われるからこそ、
その一言は、ただの褒め言葉じゃなくて。

私の存在を、
まるごと肯定されたみたいで。

嬉しくて、誇らしくて、
少し照れてしまうほどで。
語彙なんて追いつかないくらい、
胸の奥が、静かに震えた。

帰り道、駅まで手を繋いで歩いたね。
人混みの中でも、
指先だけは、離れなかった。

改札の向こうに行くあなたの背中を、
見えなくなるまで見送って。

次に逢う日は、もう決まっているのに。
それでも私は、
きっと指を折って数えてしまう。

——あなたに、また触れる日まで💓