夜景に溶ける、寄り道の時間❤️ 01月18日 12:05 17日 20:10 S駅 23度目ましてさま❤️ 夕方、携帯が震えた。 『今晩、最後の枠で逢える? 一緒にご飯、食べたくて』 その言葉に、 少しだけ口元が緩む。 いつもの場所まで迎えに来てくれる彼。 車に乗り込むと、 無理のない距離感に、自然と肩の力が抜ける。 彼のマンションに車を置いて。 連れて行ってくれたのは、馬肉専門のお店。 『ここね』と言いながら、 九州へ行った時の話を聞かせてくれる。 旅先で出逢った食のこと、 その時の空気。 聞いているうちに、 伊織まで一緒に旅をしている気分になる。 馬刺し、焼き馬、馬肉のメンチ。 どれも美味しくて、 お酒も、会話も、ほどよく進む。 『このあと、どうする?』 少し考えて、 『コーヒーでも行く?』と、彼。 伊織の仕草を察したみたいに、 『…俺ん家で、飲む?☕』 向かったのは、 あの、落ち着いてしまう部屋。 照明を落として、 窓の外には都会のネオン。 東京タワーが、静かに光っている。 その流れのまま、 また触れ合う。 前と同じ安心感。 でも、今日の分だけの温度。 タイマーが鳴って、 現実に戻る。 名残惜しくて、 少し俯いた伊織に、 『次は、水炊き行こっか』 未来の話を添えてくれるその声に、 気持ちを切り替える。 駅までの夜道、 自然に手を繋いで。 冷えた手が、 彼の体温で温まった頃、駅に着く。 肩をぽん、とされて。 『またね』 その優しさが、 あとから、静かに沁みてきた。 待ってるね💕 ひさしぶりの熱は、深くて静かで❤️ 01月18日 10:30 17日 18:00 S駅 5度目ましてさま❤️ 八ヶ月ぶりに、ようやく逢えた。 彼からは何度も予約の打診があったけれど、 不思議とタイミングだけが合わなくて。 近いようで遠い時間が、静かに積み重なっていた。 前回のやり取りから二ヶ月ほど経った今日、 ふいに届いた『元気してる?』の一言。 そこからは、驚くほど早かった。 気づけば『予約完了????????』の文字が並んでいて、 胸の奥が少しだけ、きゅっと鳴った。 ドアを開けると、彼は静かにそこに立っていた。 ああ、そうだった。 この落ち着いた佇まい。 部屋に上がると、 薄暗い空間で彼はもう横になっている。 『早く着いたから、風呂でゆっくりしてたー』 その声を背中に、 「じゃあ、私もシャワー浴びてくるね」 と、返して浴室へ。 戻ると、彼は仕事の電話の最中だった。 相変わらず忙しそうで、伊織は何も言わずに待つ。 『ごめん、ごめん』 電話を切った彼の隣に、自然と身体を寄せる。 言葉より先に、唇が重なった。 そこから先は、 とても静かで、とても熱い時間。 大人で、洗練されていて、 夜の遊びにも慣れているはずの彼が、 伊織に触れられるたび、声を漏らして、 『すごいよ、伊織』と余裕を崩していく。 逆に、彼が攻める番になると、 その手つきはさすがで、 遊び慣れた余裕のまま、 伊織の感覚だけを的確に拾い上げてくる。 久しぶりだったはずなのに、 間が空いたことなんて、 すぐにどうでもよくなるくらい、 深く、確かに、混ざり合った。 すべてが落ち着いた後は、 ニューハーフのお気に入りの子の話や、 ゲイバーでの出来事を聞かせてくれる。 どれも面白くて、興味深くて。 違うジャンルではあるけれど、 同じ“水の世界”に生きる者として、 学ぶことも多かった。 今日の予約も、 伊織の整体講習の時間を気にして、 それを踏まえて取ってくれたもの。 『整体って、あのゴキゴキするやつ?』 そう聞かれて、 「私が習ってるのは、それとは違ってね」と 説明しながら、 今日の講習の練習台になってもらった。 すると、 『すごい!すごい!すごい!』 『何これ⁈ 何これ⁈』 普段は冷静で静かな彼が、 子どもみたいに興奮して喜んでくれて、 それがとても嬉しかった。 次は、二月初め。 もう、次の約束がある。 今度は、間を空けずに逢える。 それだけで、心が少し温かくなる。 またすぐ、あの静かで熱い時間の続きを💕 ゆっくり、確かめ合う始まり❤️ 01月18日 08:30 17日 10:40 K駅 初めましてさま❤️ 『ようやくタイミングが合って、 明日予約することができました。 やっと伊織さんに逢えるよ〜。 嬉しいです☺️』 ご予約後に届いた、少し弾んだメッセージ。 その文面から、 待っていてくれた時間の長さが伝わってきて、 逢う前から、胸の奥がふっと温かくなった。 当日、ホテルのドアを開けると、 そこに立っていたのは、穏やかな笑顔の紳士様。 『伊織さん!やっと逢えました〜』 少し恰幅の良い体つきに、落ち着いた佇まい。 言葉も仕草もゆったりしていて、 最初から“急がない人”だとわかる。 部屋に入っても、すぐに触れてくることはなく、 距離を詰めるまでの時間さえ、楽しむみたいに。 『慌てなくていいよ』 その一言とともに、 ゆっくり、確かめるように触れてくる。 『ほら、ゆっくり。 そう、伊織はそれでいい』 動こうとすると、 低く落ち着いた声で制される。 『急がなくていいんだよ』 鏡の前に立たされ、 背後から包み込まれる距離。 顎に指を添えられて、 鏡に映る自分を見せられる。 『ほら、見てごらん。 とってもエッチな表情になったよ』 頬の熱も、視線の揺れも、 全部、鏡に映って逃げ場がない。 『いいね……その感じ』 動こうとすると、すぐに声が落ちてくる。 『感じてても、早く動いちゃダメだよ』 待たされる時間が長いほど、 感覚は正直になっていく。 しばらくそのまま味わうようにしてから、 ふっと空気を緩めるように微笑んで。 『じゃあ、ベッドに行こうか』 手を引かれるのではなく、 背中に添えられた掌に導かれて、 自然と足が動く。 ベッドに腰を下ろしてからも、彼は変わらない。 すぐ隣に座らず、ほんの一拍、間を置く。 『焦らなくていい。 そう。そう…』 触れ方は、さらにゆっくりになる。 『今、どう?』 答えを急がせない声。 反応を引き出すというより、 “味わわせる”ことを楽しんでいるみたい。 『いいよ、そのまま。 伊織は、ゆっくりでいい』 動こうとすると、また制される。 『大丈夫。 ちゃんと、俺が見てるから』 恰幅のある体に包まれて、 委ねることに不安がなくなっていく。 時間が進むほど、 初めましての距離は溶けて、 呼吸も、間も、自然と噛み合っていった。 終わり際、彼は深く息をついて、 満足そうに言った。 『今日は本当に最高だった。 初めて逢ったとは思えないくらいだった。』 駅までの道、自然と手を繋ぐ。 特別なことはしていないのに、 それだけで十分、通じ合っている気がした。 『今度は、もっと鏡の大きな部屋で。ね!』 その“次”を想像しながら。 楽しみにして、待ってます💓 日曜の朝、まだベッドの続き❤️ 01月18日 07:30 日曜日の朝。 目が覚めても、まだ起き上がらずに シーツの感触を確かめるみたいな時間。 おはようございます。伊織(いおり)です☀️ 今日は、流れがゆっくり。 急ぐ理由も、邪魔もなくて、 触れるまでの“間”を楽しめそうです。 朝の光の中で、 近くに寄って、体温を分け合うみたいに。 静かだけど、ちゃんと色っぽい時間。 『今日は、ただ甘く過ごしたい』 そんな気分の方がいたら、 この余白、伊織に預けてみてください。 日曜の朝の延長、 ベッドの上から始めましょう…❤️ 今日は、 9:00-13:00、14:30-22:00にお逢いできます。 お誘い・ご予約、お待ちしています💕 ▼オクテツ東京🗼 いおりの鍵付き日記(Heaven) https://www.cityheaven.net/tokyo/A1317/A131703/okutetsu_t/girlid-47339386/diary あなたがくれる、揺るがない安心❤️ 01月17日 10:05 16日 20:00 130分+ G駅 6度目ましてさま❤️ この日も、約束どおりだったね。 先に部屋を取ってくれて、 『伊織、お疲れ様。もう入ってるよ』 その一言だけで、心が先に走り出してしまう。 ドアの前に立つまでの数歩が、やけに短い。 会いたい気持ちを抑えるふりをしながら、 実際はもう、全部あなたのほうへ傾いている。 ドアが開いて、目が合う。 抱きつきたい衝動をいったん胸にしまって、 荷物を置いて、コートを掛けて。 でもその間も、視線が、呼吸が、 ずっとあなたを探しているのがわかるでしょう? 『腹、減ってる?』 そう言いながら並べてくれたオードブルと、 いつものクラフトビール。 グラスを出す手が重なって、 それだけで、もう充分だった。 『今日、どうする?』 少し間を置いて、 『延ばそうか』 その言葉が、どれだけ嬉しかったか。 一緒にいられる時間を、 当然みたいに増やしてくれるところが、 あなたらしい。 ソファに腰を下ろした瞬間、 もう我慢はきかなくて。 キスをした。 「逢いたかった」 たった三日なのに、 ずいぶん遠くにいたみたいだった。 『俺もだよ』 そう返す声が、優しくて、低くて。 胸の奥のざわつきが、やっと静まっていく。 乾杯をして、少し話して、 今年の目標なんて、真面目な話をしていたのに。 ふっと目が合って、 次の瞬間には、また唇が重なっていた。 言葉より先に、身体が知っているみたいに。 ベッドでは、もう、遠慮がなかった。 抱きしめる腕も、確かめる指先も、 離す気なんて最初からないという顔で。 強く引き寄せられるたび、 『ここにいる』って、何度も教えられて。 熱に紛れて、 確かめ合うみたいに、気持ちを重ねて。 食事のことなんて、すっかり忘れて、 長い時間、ただ抱き合って。 『そういえばさ、ジャグジー』 あなたが笑って言うから、 「あの日は、それで良かったの」 そう言うと、 『また、いつでも行けるしな』って。 未来を、軽く、でも確実に差し出してくれる。 あなたは、言ったことを本当に叶える人だから、 私は、心から楽しみにしてしまう。 来週の約束が流れたこと、 少し寂しかったの、実は。 だから 『来週、◯曜日なら調整ついた』 その一言は、 サプライズみたいで、胸がいっぱいになった。 それから、あの言葉。 『伊織は、華があるよ。 伊織に似合う男になろうと思う』 おしゃれで、余裕があって、 ちゃんとかっこいい、イケオジのあなたから 言われるからこそ、 その一言は、ただの褒め言葉じゃなくて。 私の存在を、 まるごと肯定されたみたいで。 嬉しくて、誇らしくて、 少し照れてしまうほどで。 語彙なんて追いつかないくらい、 胸の奥が、静かに震えた。 帰り道、駅まで手を繋いで歩いたね。 人混みの中でも、 指先だけは、離れなかった。 改札の向こうに行くあなたの背中を、 見えなくなるまで見送って。 次に逢う日は、もう決まっているのに。 それでも私は、 きっと指を折って数えてしまう。 ——あなたに、また触れる日まで💓 半年ぶりなのに、距離はゼロ❤️ 01月17日 08:05 16日 17:00 G駅 8度目ましてさま❤️ 15時過ぎ。 スマホに届いた一通のメッセージ。 『ご無沙汰しています。 今日とかって、逢えたりしませんか?』 その文面に、少しだけ懐かしさと、変わらない 丁寧さを感じる。 予定を伝えると、間を置かずに返ってきたのは、 『居られるだけ、一緒にいたいです』 ……ずるいよ、それ。 そんなふうに言われたら、 可愛く思わないわけがない。 そして、今日の再会。 ホテルのドアを開けると、 『あ……!』って一瞬言葉に詰まって、 すぐに照れた笑顔。 「久しぶり〜」って声をかけると、 『ほんとに……やっと逢えました』って、 少しだけ安心した顔をする。 半年という時間があったはずなのに、 並んで座った瞬間、ちゃんと“いつもの空気”に 戻るのが不思議。 「最近どうしてたの?」 『仕事ばっかりでした。だから今日は、 伊織さんに全部預けに来ました』 もう、その言い方が可愛い。 シャワーの時間も、 並んで過ごすだけでくすぐったくて。 湯気の向こうで目が合うたび、 どちらからともなく笑ってしまう。 ベッドに戻ると、自然と距離が縮まって、 触れるたびに「久しぶり」を 確かめ合うみたいな時間。 彼は相変わらず素直で、 嬉しいときも、気持ちいいときも、 全部顔に出るから、 つい構いたくなってしまう。 途中で、ふっと力が抜けたみたいに 『あぁ……やっぱり、ここ落ち着きます』って 呟いたのが印象的で。 「じゃあさ、今日は癒しメインにしよ?」 そう言うと、ほっとしたように目を閉じる。 そこからは、ゆっくり、丁寧に。 溜まってた疲れを、ひとつずつ手放す時間。 『これ……ほんとに、充電されていく感じです』 そう言って、とろとろになっていく表情が可愛くて、 つい笑ってしまう。 少し落ち着いてからは、おしゃべりタイム。 前に話してくれた旅行の続きとか、 最近気になってる場所とか。 「半年分の近況報告」を、 ぎゅっと詰め込んだみたいな会話。 タイマーが鳴ると、 『もうこんな時間なんですね』って、 名残惜しそうに立ち上がる。 最後は、ぎゅっとハグしてお別れ。 「また、そんなに間あけなくていいからね?」 そう笑うと、 『はい。次は、もっと早く来ます』って、 少し照れた笑顔。 うん、その約束、信じてる。 疲れたとき、甘えたくなったとき、 ちゃんと帰ってくる場所でいられたらいいな、 そんなふうに思った再会でした💕 週末に、やさしくほどけて❤️ 01月17日 07:05 おはようございます。伊織(いおり)です☀️ 土曜日の朝。 空が少しやさしい色をしていて、 週末がはじまったんだなぁ、と感じる時間です。 平日を頑張った身体と気持ち、 気づかないうちに、ちょっとだけ 疲れを溜めていませんか。 今日は土曜日。 そして明日の日曜日も、 ゆったりご案内できそうです。 『何もしないのは落ち着かないけど、 誰かにそっと委ねたいな』 そんな気分のときに、 思い出してもらえたら嬉しいです。 慌ただしさから少し離れて、 甘く力を抜く週末を一緒に。 今日も、やさしい一日になりますように💓 本日は、 12:30-15:00、17:00-22:00にお逢いできます。 お誘い・ご予約お待ちしています✨ ▼オクテツ東京🗼 いおりの鍵付き日記(Heaven) https://www.cityheaven.net/tokyo/A1317/A131703/okutetsu_t/girlid-47339386/diary やさしく整えて、また一歩❤️ 01月16日 08:30 昨日はお休みをいただいて、 お墓参りをしてから、合掌造りの里 白川郷 へ。 おはようございます。伊織(いおり)です☀️ 一面の雪に包まれた集落は、 時間の流れまで静かになるような場所で、 歩くだけで自然と背筋が伸びました。 そのあとは、飛騨高山の日帰り温泉へ。 雪景色を眺めながら浸かる露天風呂は、 冷えた身体の奥まで、 じんわりと染み込む感じ。 冷たい雪に触れて、 あたたかなお湯にほどけて、 心と身体が、ちょうどいい位置に 戻った休日でした。 しっかり整えた分、 今日は人のぬくもりが、より心地よく 感じられそうです。 年明けの疲れや、 知らないうちに張りつめたものを、 そっと緩めに来ませんか。 週末も、ゆったりとお待ちしています。 必要な方のところへ、届きますように💕 ▼オクテツ東京🗼 いおりの鍵付き日記(Heaven) https://www.cityheaven.net/tokyo/A1317/A131703/okutetsu_t/girlid-47339386/diary 三日後の余白、夜に溶ける約束❤️ 01月15日 17:05 14日 18:00 S駅 22度目ましてさま❤️ 三日前の朝の余韻が、 まだ体のどこかに残っているまま。 そんな距離感で、 彼はまた、ふらりと現れた。 携帯を開くと、 彼からのメッセージ。 『このあとさ、 もし少し余力あったら。 一緒に一杯、どう? 俺んちで、静かに』 押しつけがましくなくて、 でも素直で。 彼らしい、行間のある誘い方。 少しして、 迎えに来てくれる彼の車に乗る。 行き先は、デパ地下。 オードブルに、お惣菜。 「これ美味しそうじゃない?」なんて言いながら、 自然と袋が増えていく。 ビールと、 今日はシャンパンも一本。 特別な理由はないけれど、 『今日だから、これ』みたいな選び方が、 いかにも彼。 部屋に着くと、 照明を落として、 まずは乾杯。 『おつかれさま』 その一言に、 今日一日の輪郭が、ふっとほどける。 食べて、飲んで、 少し話して。 会話が途切れても、気まずくならない沈黙。 その流れのまま、 また、触れ合う。 昼でも朝でもない、 夜だからこその、深さ。 彼の手つきは相変わらず穏やかで、 どこか確認するようで、 でも迷いがない。 終わったあとも、 無理に余韻を引き伸ばさず、 並んで少し、落ち着く時間。 タイマーが鳴って、 「そろそろだね」と彼が言う。 タクシーを呼んでくれて、 マンションの前まで一緒に降りる。 冷えた夜風の中で、 短く、 『またね』 それだけ。 でも、その『またね』は、 もう次の景色まで含んでいる気がして。 三日前の朝から、 今日の夜へ。 彼との時間は、 いつもこうして、 静かに、でも確実に、 日常の奥へと入り込んでくる💓 触れた瞬間から、もう戻っていた❤️ 01月15日 12:05 14日 15:00 I駅 4度目ましてさま❤️ 一ヶ月ぶり。 ドアの前に立っただけで、 待たれている気配が伝わってくる。 扉が開いて、目が合う。 「久しぶり」 その一言が終わるより早く、腕を引かれた。 キスは、ためらいなく。 唇が重なった瞬間から、ゆっくり、ねっとり。 深さを確かめるみたいに、 角度を変えながら、長く続く。 カバンも上着も手に持ったまま、 それでも離れない。 触れる場所が少しずつ増えて、 呼吸が揃うまで、玄関先で時間を使ってしまう。 一ヶ月分の空白を、 言葉じゃなく、温度と圧で埋め直す感覚。 『……やっぱり、会うと違うね』 そう呟かれて、伊織も心の中で頷く。 もう、ちゃんと戻ってきている。 部屋に入ってからも、流れは切れない。 触れ方は相変わらず丁寧で、 でも今日は、いつもより粘度が高い。 指先が、急がず、離れず、 同じ場所を何度もなぞる。 そのたびに、身体の力が抜けていくのがわかる。 視線が合うだけで、また距離が縮まって、 言葉を挟む余白すら、甘い。 合間に、ふとした調子で、 『お正月は、ゆっくりできた?』 と優しく聞かれる。 クルーズ船で見た初日の出の話をすると、 「それ、いいなあ」 と、素直に興味を向けてくれる。 話している間も、触れる手は止まらなくて、 会話と感触が、同じリズムで進んでいく。 今度は彼の話。 若い頃、友達数人と行ったスキー旅行。 転んで、笑って、夜まで騒いで。 はしゃいでいた頃の思い出を、 少し懐かしそうに話す。 落ち着いた今の彼の中に、 そんな無邪気さや好奇心がちゃんと残っていること。 それを、こんな近さで知れるのが嬉しい。 触れ合いは、さらに静かに、さらに深く。 身体を重ねるというより、 同じ温度に溶けていくみたい。 ねっとりとした時間が、 ゆっくり、確実に、積み上がっていく。 気づけば、タイマーの音。 シャワーへ向かう間も、話は途切れない。 湯気越しに交わす声まで、どこか名残惜しい。 着替えて、ふたりで部屋を出る。 自然に手を繋いで、駅までの道。 いつもの交差点で、 『僕はここで』 と手を振る彼。 少し歩いて、 もう見えなくなりそうなところで、 また振り返って手を振る。 今年も、この流れ。 それが、やっぱり嬉しい。 今年は、もっと。 今日みたいな時間を、特別にしすぎず、 でもちゃんと大切にしながら、 少しずつ、自然に、重ねていけたら嬉しい💕