やわらかい夜、やさしい指先❤️ 11月07日 17:05 2日 19:00 S駅 初めましてさま❤️ 待ち合わせに向かうと、 人混みの中にゆったり佇む、おじさま。 恰幅がよくて、どこか包容力が滲んでいて、 目が合うと、ふわっと柔らかい笑顔。 『こんばんは、伊織さん?』 その声だけで、安心させる力がある人だった。 ホテルのお部屋に入ると、 『どうぞ』と、そっと飲み物を差し出してくれる。 一口飲んだタイミングで、ぽつり。 『日記の写真、ピカイチに綺麗で… それで、ずっと気になってたんです』 そう言ったあと、目が合って。 『いや、写真より断然綺麗ですね』 ……ストレートすぎて、頬が熱くなる。 「シャワー、行きましょうか」 泡をたっぷり立てて、 彼の身体を洗いはじめると── ガチガチ。 (あら、わかりやすい。) クスッと笑ってしまったのを見て、 彼が照れたように目をそらすのが また可愛い。 ベッドに戻ると、優しいキス。 触れるだけのくちびるが、 だんだん深くなっていく。 『気持ちよくなってね』 彼の手が、そっと太腿をなぞり、 指先が奥を探る。 「ん…っ」 声が漏れると、 『そう、もっと聞かせて』 クンニとお手手マンが止まらない。 丁寧に、真剣に、 「この反応が見たい」って気持ちが全開で。 「そんなに頑張らなくても…っ、あ……そこ……!」 『だって、もっと感じさせたいんだよ』 気持ちよくされるばかりじゃ悪いから── 今度は伊織の番。 ゆっくりとキスを落として、 胸元、腹筋を辿っていくと、 彼の息が ふっと 詰まる。 『もう…最高…』 伊織は褒められて伸びるタイプ。笑 そう言われると、もっとご奉仕したくなる。 クボクボ…ちゅぱ。 『あ、あ!あ…』 果てたあと、 肩で息をしながら天井を見上げて、 『今日は…最高でした。 また必ず来ますね』 その言葉が素直でまっすぐで、 胸の奥がじんわりあったかくなった。 「また待ってますね」 笑顔で見送ると、 何度も振り返りながら 手を振ってくれたのが、嬉しかった💕 はじめましてのハイボールと、濃い夕暮れ❤️ 11月07日 15:05 2日 16:00 G駅 初めましてさま❤️ お部屋のドアが開くと、 ラフでお洒落な紳士さまが少し緊張した表情で 『こんにちは』 「伊織です、よろしくお願いします」と微笑むと、 『…お綺麗ですね』 控えめなその一言が、まっすぐ届いてくる。 『飲み物、用意できてなくて…』 「大丈夫ですよ!」と笑うと、 『下にフリードリンクがあるので… 取ってきましょうか?』 「えっ、一緒に行きたいです♪」 エレベーターで並んで降りる。 『どれにします?』 「え〜迷う…じゃあハイボール♡」 『僕もそれで』 気が合うね、と目が合って笑った。 部屋に戻り、乾杯。 グラスが触れた瞬間、距離が一気に縮まる。 『ヘブンの日記の笑顔を見て… ポチッとしちゃいました』 「笑顔、届いてて嬉しいです」 『若い子の店も行くけど… 同じくらいの人の方が落ち着くんですよね』 会話が尽きなくて、 あっという間に持ってきたお酒は空。 『おかわり行きましょう!』 「また〜?笑」 ロビーに向かうと、まるで小さなデート。 『なんかキャバクラみたいだな』 「キャバクラよりコスパいいらしいです」 『いやいや、それは僕が言う側!笑』 二人で声を出して笑った。 気づけば、もう時間が進んでる。 「シャワー、行きましょうか」 泡をつけて身体を洗い合うと、 彼の息づかいが変わる。 泡が滑り、肌が触れ、熱が上がっていく。 ベッドに戻り、伊織から唇を滑らせる。 フェラに切り替えると、 『や、やば…これ…上手すぎる…』 彼の声が低く崩れていくのがたまらない。 今度は彼の番。 太腿の内側を慎重に触れて、ゆっくり、深く。 息が自然と漏れてしまう。 『そんな声出されたら、止まれないよ』 強気なのに、触れ方はやさしい。 短い時間なのに、熱だけはロングコース。 果てた瞬間、二人とも呼吸が追いつかない。 タイマーが鳴り、支度。 『今日、めちゃくちゃ良かったです。 普通に飲みに行きたいくらいです』 照れたような笑顔に胸がくすぐられる。 ドアの前で軽くお辞儀して 帰っていく姿を見送りながら、 (絶対また来てくれる)と直感した。 また、お待ちしていますね💓 昼下がり、光の中でほどけていく❤️ 11月07日 12:05 2日 13:30 70分+ G駅 15度目ましてさま❤️ オーダーシートで彼の名前を見つけた瞬間、 胸の奥がふっとあたたかくなった。 最近どうしてるかな…って、ふと思っていたから。 部屋のドアが開いた瞬間、 やわらかな笑顔の彼が立っていた。 「お久しぶりです〜」 『また来ちゃった』 昼の光が差し込む廊下で、 その笑顔が少し眩しい。 お部屋に入って、 まずは ハイボールで乾杯。 氷が カラン と鳴る音も、 昼の光の中だと不思議と新鮮に感じる。 『最近ね、仕事がバタバタで』 いつものように近況から始まり、 ふとした流れで、お仕事の話になった。 前よりも少し具体的で、 数字や責任の重さまで話してくれる。 『伊織さんには…話してもいい気がして』 その言葉が胸に残った。 信頼とは、名前よりも重たい。 話題はそのまま、ご家族の少し込み入った話へ。 『どうしたらいいものかと思ってて』 「よかったら、一度鑑せてくださいね」 彼は背筋を伸ばして座った。 結果をそっと言葉にすると、 彼は静かに息を吐いた。 『…延長する。ちゃんと聞きたい』 その“ちゃんと”が愛しかった。 迷っている誰かの役に立てるって、 こんなに嬉しいんだ。 一息ついて、ふっと笑い合って、 「シャワー行きましょうか」 昼の光が差し込む浴室。 濡れた髪が肌にかかって、 普段より少し無防備な表情。 泡を滑らせると、 肩がピクリと動いて息が漏れる。 『やば…気持ちいい』 その反応が、 思っている以上に素直で可愛い。 ベッドに戻ると、 彼がそっと頬に触れてキス。 昼間のキスって、 なんでこんなに近いんだろう。 “夜の濃さ”とは違って、 心が近づくようなキス。 触れるたびに、 肩の力がすっと抜けていく。 『会いたかったよ』 低く落ちる声に、 胸の奥がじんわり熱くなった。 どこを触れても ちゃんと気持ちが返ってくる人。 名前を呼ばれて、 思わず彼のシャツを掴んでしまった。 余韻の中、 ふたたびハイボールで乾杯。 昼の光がグラスに反射して、 氷がからんと鳴る。 『次も…相談していい?』 「もちろん。話してくれてありがとう」 『なんか、スッとしたなあ…』 その声を聞けただけで、 今日、もう幸せ。 ──昼の12時。 太陽の下で、心がほどけていく。 光の時間に出逢うと、 なんだか恋の始まりみたい。 また会える気がしてる。 その予感が、 ずっとあたたかく残ってる💕 セーラーJKいおりと、秘密の装い ❤️ 11月07日 10:05 1日 19:00 16度目ましてさま❤️ 約2ヶ月ぶりの再会。 玄関のドアが開いた瞬間、 あの独特の空気がふわりと漂う。 『先にシャワー浴びる?」 衣装も、置いてあるからね』 脱衣所の扉を閉めた途端── セーラー服。 しかも、白のフルバックパンツ が添えられている。 スカート、短っ。 鏡の前に立つと、動くたびにお尻が ちら… と覗く。 わかめちゃん、完全敗北。 スカートの裾を抑えながらリビングへ戻ると── 『おかえり。どうぞ座って。』 テーブルにはお紅茶と、小さなチョコレート。 まるでお嬢様のティータイムみたい。 近況を話しながら紅茶を口にすると、 彼はゆっくりソファに移動し、 ぽんぽんと伊織の膝を叩く。 横に座ると、視線が すっと スカートの裾へ。 『こんなに短いの、やらしい。』 くすぐったくて笑ってしまう。 「今日はどんなお衣装なんですか?」 服をめくると── フリルのスクール水着。 さらに、黒のストッキング。 「えっ、可愛いっ」 『だって…女の子になってみたいんだもん。』 照れながらストッキング越しに脚を撫でる彼。 くるくる回って、裾をひらりと揺らし、 『ほら、こうして…』 自分で太腿のあたりを爪を立てて、撫でて見せる。 ……いつも以上に ノリノリである。笑 伊織もつられて、そっとサポート。 スカートの裾を少し上げて見せると、 視線が吸い寄せられる。 距離が縮まって、指が触れて── その触れ方が「演技」じゃない。 優しいくせに、芯がある。 遊びなのに、熱の入れ方は本気。 スク水から、ブルマの体操着へと着替えさせられたり、 『これ、どう思う?』 『そのポーズ、エロいなぁ』 と、シチュエーションは次々と変わっていく。 気がつけば、鏡の前で向かい合っていて、 目が絡んだまま、呼吸が合う。 濃密なのに、笑ってしまう夜。 紅茶が冷めたころ、 今度は占いの時間。 彼女さんのこと、仕事のこと、 未来の流れを四柱推命で鑑定していくと、 『安心した…ありがとう』 茶目っ気たっぷりだったさっきまでとは違う、 真剣な表情。 彼も彼女さんも、ちゃんと順調。 未来は明るい。 「心配いりませんよ」 そう伝えると、『よかった…』と息をついた。 帰り際。 『また来てくださいね』 「もちろん。また呼んでください」 ドアが閉まる最後の瞬間、 彼はちょっとだけ寂しそうに笑った。 シチュエーションは自由すぎて、 でも不思議と心は穏やかで。 恋じゃないけど、確かに“特別”。 次はどんな装いで待っていてくれるんだろう。 またお邪魔しますね。 あなたの、素敵な秘密基地へ💓 スイッチが入った瞬間❤️ 11月07日 09:05 1日 12:20 U駅 初めましてさま❤️ 待ち合わせ場所に向かうと、 穏やかな空気をまとった彼が立っていた。 はじめまして、のはずなのに。 なぜだろう、 ずっと前から知っているひとのような安心感。 エレベーターに並んで乗り込むと、 沈黙が心地よい。 言葉より、温度で会話している感じ。 部屋に入って、ソファに腰掛けると、 『いや〜、綺麗ですよね』 思わず笑ってしまうほど、ストレートな言葉。 軽くお喋りしていると、 「へぇ、そうなんすねー」 ゆるい声。 このままゆっくり時間が流れると思っていた。 ──触れられるまでは。 彼の指が、迷いなく伊織の手に触れる。 肌をなぞるたびに、空気が沈む。 ソファの革がかすかに擦れて、 時計の秒針がやけに大きく聞こえる。 その手が、 少しずつ、欲しいところへいざなう。 触れられるたびに息が漏れる。 肩がひく、と震える。 音にならない声を、彼の指先だけが知っている。 「……え、そんな…急に…」 彼は笑って、もっと深く入り込んでくる。 息が吸えなくなるくらい、 感覚だけが支配していく。 気づけば身体が、 彼の手のリズムに合わせてしまっていた。 もう止められない。 シャワーへ移動するとき、 絡んだ視線がほどけないまま。 流れる水音。 濡れた髪から滴る雫。 肩にそっと手が添えられて── 熱が、また上がっていく。 部屋へ戻ると、 彼が耳元で低く囁いた。 『ほら、こんなになるんだね』 その声だけで、 身体中がほどけていく。 自分でも驚くほど、 素直に、貪欲に求めてしまった。 あの瞬間、 主導権を握っていたのがどちらだったのか よく覚えていない。 ただ、堕ちた… 深く。 抗えず。 帰り道。 エレベーターの前で、 少し距離をあけて並ぶ。 『また来ます』 その言葉が、 まだ身体の奥に残っている熱を そっとなぞった。 待ってます。 次は、どんなスイッチで落としてくれるの?💕 11月、じわっと冬のスイッチ❤️ 11月07日 08:05 おはようございます、伊織(いおり)です☀️ ニュースでもちらほら 「今週末から一気に寒くなる予報」 って言われてましたね。 ──季節、変わるの早すぎません? まだ秋を味わってないのに、もう冬の気配。 こんな時期の味方は、あったかい“しゃぶしゃぶ”。 写真は、先日いただいた 牛タンしゃぶしゃぶ。 薄くスライスされたお肉が、 だしにサッと泳いで、すぐ幸せになるやつ。 噛むほどにじゅわっと旨み。 そして、たっぷりの水菜と一緒に。 寒くなると、 「誰かと温まりたい」って気持ちが 自然と強くなるのかもしれない。 体温だけじゃなくて、 心の温度も上げてくれる時間ってある。 今日もしっかり働くあなたへ。 冷えた指先ごと、あたために来てくださいね。 ──11月7日(金)。 今週のラストスパート、いってらっしゃい💓 ▼オクテツ東京🗼 いおりの鍵付き日記(Heaven) https://www.cityheaven.net/tokyo/A1317/A131703/okutetsu_t/girlid-47339386/diary 夜景の向こうに、次の約束❤️ 11月05日 17:05 31日 19:00 S駅 16度目ましてさま❤️ 『今日は一日ゆっくりできることになって』 そう言って彼が用意してくれたのは、 眼下に夜景が広がるシティホテル。 いつも遠方から駆けつけてくれる彼が、 久しぶりに“ゆっくり過ごせる日”を選んでくれた。 テーブルには、彼のコレクションの中から 選ばれた一本のボトル。 栓を抜く音が静かな部屋に響き、 グラスの中で赤がゆっくりと揺れる。 『伊織さん、これ、きっと好きだと思って』 「わぁ、嬉しい。香りがすごくいい」 乾杯のあと、ふっと目が合う。 それだけで空気が少し熱を帯びた。 キスから始まる流れは、 もうお互いに何も言わなくてもわかるほど。 唇が重なり、肌が触れ合うたびに、 積み重ねてきた時間の深さが滲む。 ひとつひとつが、丁寧で、優しくて、 その奥にある情熱が確かに伝わってくる。 ひと息ついて並んで夜景を眺める。 東京の灯りが遠く瞬いて、 彼の横顔を柔らかく照らしていた。 『もうすぐ年末ですね』 「ほんとに、早いですね。クリスマスかぁ」 『伊織さん、横浜は来れるんですか?』 「伺ってるよ。桜木町も新横浜も好き」 そう伝えると、 『今度はみなとみらいの夜景を見るのもいいですね』 「いいね、冬の夜景って特別だから」 彼が少し考えてから、 『11月末か12月初め頃行きましょう。 予定、考えておきますね』と。 その言葉に、胸があたたかくなった。 帰り際、ホテルの下のタクシー乗り場まで エスコートしてくれた彼。 夜風が少し冷たくて、 肩にそっと手を添えてくれた。 「今日はありがとう」 そう伝えると、彼は 『こちらこそ。ゆっくり休んでね』と柔らかく微笑む。 タクシーのドアが閉まる瞬間、 フロントガラス越しに目が合って── 静かに手を上げてくれた。 その仕草が優しくて、 言葉にしなくても“また”の気持ちが伝わってくる。 ──誠実な彼。 きっとこの温度のまま、 また次の夜を迎えられる気がしている💕 王様モード、今宵も発動中❤️ 11月05日 15:05 31日 15:30 U駅 7度目ましてさま❤️ 朝、届いたメッセージ。 『今日も突然ですが、 本日15:30〜いかがでしょうか? 急遽予定が空いたので、 王様がしゃぶって欲しいとお望みです』 ──もう、このテンションが“彼”そのもの。 思わずスマホを見ながら笑ってしまった。 お部屋に伺うと、 『待ってたよ』と穏やかな笑顔。 テーブルにはビールがふたつ並んでいて、 『まずは乾杯しましようか』 プシュッと開けた音とともに、グラスを合わせる。 口をつけるより先に、 彼が少し身を寄せてきて──唇が重なった。 ビールの泡の苦みと唇の熱が溶け合って、 それだけで身体の奥がじんわりと反応してしまう。 「シャワー、行きましょうか」 湯気の中、泡を立て合いながら、 お互いの身体を優しくなぞる。 指先が肌を滑るたび、熱が伝わる。 その温度のまま、シャワーを出ると、 彼がレモンサワーを取り出してくれた。 『さっぱりしようか』 「はい、ありがとうございます」 タオル一枚のまま、ソファに腰を下ろす。 グラスを手渡された瞬間、視線が絡んだ。 その静かな目つきで、 “そろそろだな”って、空気が変わる。 レモンサワーをテーブルに置くと、 彼の膝の間に跪いて、タオルをほどく。 熱がゆっくりと立ち上がる。 唇を添え、舌先で確かめるように動かすと、 彼の呼吸が深くなる。 『あぁ…いいねぇ、そうそう…それだよ』 喉を震わせながら、 片手で伊織の髪をゆっくり撫でる。 伊織は丁寧に、根元から先端へ、 焦らすように唇を這わせていく。 ときどき目を合わせると、 『その目、たまらない』と低く囁かれて、 喉の奥がきゅっと締まる。 彼の腰が少しだけ動いて、 舌と呼吸がぴたりと噛み合う。 唇の間を抜けるたび、 ぬるりとした音が静かな部屋に響いた。 『……次は俺が、お前を気持ちよくしてやろう』 そう言って、タオルを拾い上げる手で 伊織の腕を引いた。 ベッドに倒れ込むと、 舌が太腿の内側をゆっくり這っていく。 焦らされて、吸われて、 腰が自然に跳ねる。 「あっ!そこ、待って。ま…」 声が喉で途切れて、 彼の指が奥まで沈む。 『ほら、もっと感じて』 その声が低くて、優しくて、 どうしようもなく乱される。 背中を反らせるたび、 舌と指が重なって、 息と音が溶けていく。 時間の感覚が遠のいて、 ただ、彼の手の中で揺れていた。 果てたあと、 『今日も最高だったよ』と柔らかい笑顔。 「王様、満足されました?」 『うん、完璧。伊織さん最高』 支度の前に、 いつものようにマッサージを。 肩や背中を丁寧にほぐしていくと、 『これ、本当に気持ちいいなぁ…』 と、目を細めてリラックスしていた。 支度を終えて、ドアの前で手を振る彼。 その穏やかな表情に、 また逢える予感が残った。 ──“王様”が逢いたくなる理由、 少しは分かってもらえたかな💕 星の話と、短くても濃い夜❤️ 11月05日 12:05 30日 20:40 G駅 初めましてさま❤️ ホテルのドアを開けると、 『こんばんは!』と明るい声。 仕事帰りとは思えないほど、 はつらつとした笑顔の彼。 手には196。 『よければどうぞ』と差し出され、 軽く乾杯して、ふたりの夜が始まった。 グラスを傾けながら、 「どこかで見たことある感じ…」と考えていたら、 ふと閃く。 「──占いのお師匠に似てる!」 そう言うと彼が笑って、 『占い?気になるなぁ』と身を乗り出した。 「伊織のはね、四柱推命っていうの。 スピリチュアルじゃなくて統計学。 その人の本来の性格も、運勢も、 ネガティブな時の傾向も、 身体の弱い箇所や性癖まで、ぜんぶ出るの」 『え、そんなに⁉︎』 「そう。頑張りどきがわかれば、 休みどきもわかるの。 だから、軽やかに生きられるようになるんですよ」 真剣に聞き入るその眼差しが印象的で、 『今度、鑑てください!』 「もちろん♡」と笑い返した時には、 すでに打ち解けていた。 気づけば時間もタイトに。 「そろそろ…シャワー、行きましょうか」 そう言うと、彼が頷いて手を差し出す。 湯気の中、 滑る泡と指先が、互いの肌を探り合う。 泡の感触よりも、体温の方が強くて、 気づけばどちらからともなく唇が重なった。 くちゅ、と小さな音。 泡が崩れて、熱が滲む。 そのままベッドへ。 濡れた肌がシーツに触れ、 そこからまた火がついたように抱き合う。 「もっと…」 『うん、伊織さん…』 息と声が絡み、指が髪をかき上げ、 腰が自然に合わさる。 どちらが求め、どちらが応えているのか、 もうわからない。 触れた場所すべてが熱を帯びて、 唇を離すたび、また引き寄せられる。 音も言葉も飲み込まれて、 ただ、彼の鼓動と伊織の吐息だけが響いていた。 彼の動きは激しくも丁寧で、 一度引いては、また押し寄せてくる。 それに合わせて腰が揺れ、 爪が背中を掴む。 ふたりの身体が、 星の軌道みたいに重なっていく。 やがて、彼が震えるように息を吐き、 『最高でした…』と小さく呟いた。 その言葉とともに、 余韻だけが部屋に残った。 支度を済ませてお見送り。 「今度は占いもぜひ」 『絶対、お願いします!』 明るい笑顔で手を振る彼の姿が、 ドアの向こうに消えていった。 ──短い時間でも、 印象に残る人って、確かに存在する。 次は、彼の星をじっくり読み解く番💓 静かな紳士に、蕩かされて❤️ 11月05日 10:05 30日 16:40 G駅 初めましてさま❤️ 待ち合わせ場所に着くと、 車のドアの横で立って待っていてくれた彼。 日差しを受けて微笑むその姿は、 落ち着いた大人の余裕そのものだった。 『伊織さんですね』 低い声とともに小さく会釈。 その所作の丁寧さに、思わず背筋が伸びる。 ホテルに着くと、 『どうぞ』と差し出されたのは、お茶とお水。 テーブルの上に並べられたグラスが すでに整えられていて── その几帳面さに、また胸がきゅっとなる。 『ホームページを見てピンと来たんです。 その笑顔が、本当に素敵ですね。』 『人気の理由、わかりましたよ。 可愛らしいんですよ、伊織さんは。』と。 「ありがとうございます」と照れていると、 彼が穏やかに笑う。 『シャワー行きましょうか』 優しく促され、 洋服を脱ぐと、彼はそれを丁寧に畳み、 タオルを取りやすい位置に移してくれた。 その何気ない動きひとつひとつが、 優しさでできているみたい。 泡を立ててくれる手のひらが、 背中から腰へ、滑るように動く。 『伊織さん、素敵な身体だね。』 泡の感触と声の熱が交じり合って、 息が少しだけ詰まる。 ベッドに戻ると、空気がゆっくり変わった。 照明を落とした部屋に、彼の熱が満ちていく。 指先が首筋をなぞり、 舌が鎖骨を伝って胸へ。 くちゅ、と柔らかな音がして、 乳首を吸い上げられた瞬間、 「ん…」と声が漏れる。 彼の舌は絶妙なリズムで、 焦らしながらも一線を越えさせるように動く。 その都度、熱が奥から込み上げる。 『伊織、その表情、最高だよ。』 低く囁かれるたび、身体の奥が溶ける。 指が、ゆっくりと脚の間に沈んでいく。 一度抜いて、またなぞって。 「や…そこ、だめ…」 抵抗の言葉ほど、彼の目が優しくなる。 それがまた、堪らない。 何度も、何度も── 指と舌が交互に私を攫っていく。 息を吸うたび、喉が鳴り、 腰が勝手に跳ねてしまう。 フェラの番になると、 彼が枕にもたれながら微笑む。 その表情を見た瞬間、 自分から唇を這わせたくなった。 『こんなに綺麗で、 こんなに上手いなんて、 反則だよ。』 その言葉の合間にも、彼の呼吸が乱れる。 舌の動きに合わせて、 『あ…いい…そこ…』と掠れた声。 それを聞いて、ますます舌が止まらなくなる。 やがて彼が私を抱き寄せ、 耳元で囁いた。 『もう20年付き合ってた彼女と別れて、 寂しくてね。 お店を利用してみたら、 まさか伊織さんみたいな人に出会えるなんて。 もう、大好きになっちゃったな。愛してるよ』 その言葉が、ゆっくりと染みていく。 抱きしめる腕の力が強くなり、 肌と肌の境目がなくなっていく。 そして、彼の唇がまた落ちた。 まるで惜しむように、 時間を止めるように。 お支度をしていると、 『いっぱい、他のお客さんのことも聞かせて。 ヤキモチで興奮して、またお前を愛したい。』 と、冗談めかして笑った。 その大人の茶目っ気に、思わず吹き出してしまう。 駅まで送ってくれて、 改札の前で一度振り返り、 『またすぐ来ます』と手を振る彼。 (──その言葉どおり、 本当に4日後、また逢いに来てくれた。) ひとつひとつの手が、 心を撫でるみたいに丁寧で、 彼の愛し方はまるで芸術みたいだった。 次に逢う時は、 もっと深く堕ちてしまいそう💕